「キヨショウ」の愛称を残す署名活動。多くのOB、Jリーガーが賛同

2012年2月23日

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14日、静岡市は市立清水商業高と県立庵原高が統合し、2013年に開校する新高校の名称を「清水桜が丘」とすると発表したが、多くのOBやサッカー関係者を中心に、「キヨショウ」の愛称を残す、署名活動が行われている。

代表者は、Ｊリーグ選手会長でＯＢの藤田俊哉さん。連名者にはＯＢ江尻篤彦さん（日本サッカー協会）、名波浩さん（元日本代表）、望月重良（元日本代表）さん、平野孝さん（元日本代表）、田中誠さん（元日本代表）、川口能活さん（ジュビロ磐田）、安永聡太郎さん（元日本代表）、小野伸二（清水エスパルス）、小林大悟（清水エスパルス）、水野晃樹（柏レイソル）、平岡康裕（清水エスパルス）らが名を連ねる。

２４日までにおよそ１０万人の署名回収を目指している。

【署名方法】

下記より署名のＰＤＦファイルをダウンロード。両面コピーし、2月24日までに事務局まで郵送

署名のＰＤＦファイルはこちら＞＞

事務局　：　「清庵地区新構想高校の学校名を考える会」

〒424-0819　静岡県静岡市清水区元城町５－１３

ＴＥＬ(054)376-4400　ＦＡＸ(054)376-4400　担当：幸島宏次

＜＜署名の記入方法＞＞

・代理人の記入（家族等）でも問題ありません。

・県外の方でも、問題ありません。

・未成年の署名でも問題ありません。

・捺印はサインでも構いません。

・住所欄の「同上」や「〃」などは、受付できません。

・ＦＡＸでの返信は受付できません。

・日本国籍以外の方は受理できません。

「清水商業高等学校の校名存続を求める署名」の詳細はこちら＞＞

下記、活動概要

清水商業高等学校の校名存続を求める署名

静岡市立清水商業高等学校は、大正１１年に清見潟商業学校として設立され、平成２４年には創立９０周年を迎えます。同校は通称「清商」の愛称で多くの市民に親しまれ、伝統と歴史のある学校として歩んできました。

また、サッカーや野球、ハンドボール、バレーボールなどのスポーツ面では、過去幾多の県大会を制し、全国大会の常連校として「清商」の知名度は高く、多くのプロ選手も輩出し、「清商」の名は、私たち市民の誇りです。

その様な中、「清庵地区新構想高校」の計画が発表され、清水商業高校と庵原高校を統合し、平成２５年４月には新しい校名で開校する事が決定し、名門「清商」の名が消滅する事態に、多くの市民や全国の国民から失望の声が上がっています。

９０年の長い歴史と伝統によって培われてきた「清商生」というブランドが消滅する事は、静岡市にとって大きな損失です。

清庵地区新構想高校の基本計画では「商業」という校名が進学を目指す中学生の選択肢を狭めていると理由付けられていました。「商業」が相応しくないという理由であれば最低でも愛称の「きよしょう」となるような校名にすべきと考えます。

近年低迷していたサッカー部も１１年ぶりに全国サッカー選手権静岡県大会を制し、再び名門「清商」の名を全国に轟かせた事で「清商の名を無くすな」という声が多くの国民から聞えてくるようになりました。

以上の理由から、「清庵原地区新構想高校」は、全国の国民や市民の署名をもって、以下の事項を要求します。

■ 要求事項■

１．清庵原地区新構想高校の学校名は「きよしょう」の愛称となる文字を残した「清水商高校」もしくは「清水商高等学校」とすること。

２．「清水商高校」「清水商高等学校」が認められなければ、「清水高校」とすること

３．校歌は現在のものを存続すること。