若手のＪ移籍自由化を検討

2012年4月12日

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11日、日本サッカー協会とＪリーグが、若手の移籍自由化を検討していることが分かった。本日12日に行われるサッカー協会、Ｊ事務局、Ｊクラブ代表者で構成される委員会で議題に挙げて話し合う見込み。

Ｊリーグは選手の登録期間が、夏と冬の一定期間に定められておりそれ以外の時期は移籍できない。Ｊ１クラブは負傷者が出ることを想定しレンタル移籍させられないことが多く、チームでレギュラーになれない若手は練習試合や紅白戦で試合勘を維持するしかない。

新ルールでは、Ｊ１からＪ２に期限付き移籍しても、クラブに負傷者が出た場合など、クラブ間の交渉で期限を満たさなくても元のクラブに戻せるなど、柔軟な制度を目指す。実現すれば若手がＪ２で実績を積む機会も増え、2016年リオデジャネイロ五輪に向けＵ－２３年代の強化につながる。

ただ、戦力として計算した選手を元のクラブの都合で戻されると新たにＪ２クラブは選手を探さないといけないなど、問題点はいくつかある。今後１年かけて協議を重ね、折衷案を見いだせれば、来季からＪ独自のルールがスタートする。

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