本・書籍
2014年10月10日
アギーレ 言葉の魔術師
惨敗に終わった『ブラジル』後、新生サッカー日本代表が動き出した。新指揮官の名はハビエル・アギーレ。
選手として、また監督としてW杯の経験があり、クラブ監督としては窮地にあったチームを甦らせる「火消し屋」として選手のモチベーションコントロールに定評のある人物だ。本書は、スペイン大手スポーツ紙の支局編集局長を務める熟練スペイン人記者の協力のもと、アギーレのキャリアや性格、好みの戦術や監督としての手腕を徹底解説した。加えて、日本サッカーが進むべき新たな道を、アギーレの発する言葉の分析を手がかりに、育成・強化の視点も交えながら説いていく。
<<著者紹介>>
小澤 一郎
1977年、京都府生まれ。早稲田大学卒業後、社会人経験を経て渡西。バレンシアで5年間活動し、2010年に帰国。日本とスペインで育成年代の指導経験を持ち、指導者目線の戦術・育成論やインタビューを得意とする。多数の媒体に執筆する傍ら、サッカー関連のイベントやラジオ、テレビ番組への出演も。主な著書に『サッカー日本代表の育て方』(朝日新聞出版)、『日本はバルサを超えられるか』(河出書房新社)、『サッカー選手の正しい売り方』(カンゼン)、『スペインサッカーの神髄』(ガイドワークス)、訳書に『ネイマール 若き英雄』(実業之日本社)、構成書に『サッカーの新しい教科書』(カンゼン)など。
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