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2018年8月16日

監督はサッカーの奴隷!? 異常で深い愛をサッカーにそそぐ5人の監督視点で見る新しい奥行き

サッカーに本気すぎる5人の監督の人柄と言葉から見える、「サッカーとは何か」


「監督は、1日25時間サッカーのことを考える。サッカーの奴隷になることだ」
これはかつて、レアル・マドリード、ユーゴスラビア代表を率いた名将、ミリヤン・ミリヤニッチの言葉です。

本書で取り上げている5人の監督は、限られた戦力、環境を言い訳にせず戦術・分析・采配を駆使して鉄火場に立ち続けています。

サッカーに本気すぎてちょっとだけ上記を逸脱してしまっている
ほとんどマッドサイエンティスト状態。


そんなサッカーに深い愛情をそそぐ監督たちの視点を通して、サッカーがより深く理解できる1冊です。

【内容一部紹介】

イバラの道を選ぶ男/田坂和昭
その先に何もないサッカーはしたくない。
これからもイバラの道を選んでいくんじゃないかと思う。苦境に立たされると奥底から湧き出てくるものがあるからね。

あふれ出る男/片野坂知宏
確かに我慢できなくて、言ってしまいたくなることもありますよ。けど、僕が言ったら選手たちはただそれをするばかりになってしまう。だから、自分で考えさせたい。

失敗しない男/北野誠
「わたし、失敗しないので」
練習場がない中で、知恵を出して勝てるチームを作っていくのが俺の仕事。もう反骨心しかない。もうひとつは、応援してくれてる人たちに恥をかかせられない。

見えない力を求める男/高木琢也
何もかも上手く噛み合わせたチームを作るのは難しい。完成のないものをとにかく完成させようとしているという感じ。そういうものなんです。僕の中で、サッカーというのは。

狭間で生きる男/吉武博文
究極のところ、いい判断をしてそれを実行するだけの力があればいい。それが個性なんじゃないですか。突き詰めれば、ピッチに立ったらこのふたつしかないと思うんですよ。

発売日:2018年7月13日
出版社:内外出版社
単行本:ソフトカバー272ページ
価格:1,620円(税込)
購入先:全国書店、インターネット書店

ひぐらしひなつ
サッカーライター。大分県中津市出身。大分トリニータのオフィシャルメディアへの執筆や、サッカー専門新聞「EL GOLAZO」大分担当など、大分県を拠点に活動しつつ、育成からトップまで幅広く取材している。著書に『大分から世界へ~大分トリニータ・ユースの挑戦』『サッカーで一番大切なあたりまえのこと -弱くても勝つ多い大分高校サッカー部』などがある。

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