本・書籍
2020年12月21日
サッカープレーモデルの教科書 個を育て、チームを強くするフレームワークの作り方
近年サッカー界で話題の「プレーモデル」という言葉。
欧州のクラブで、プレーモデルは当たり前のように取り入れられていますが、日本ではプロクラブですらプレーモデルという文化が定着しているとは言えない状況です。
スロベニアでコーチングライセンスを取得し、柏レイソルU-18監督、名古屋グランパストップチームコーチ、U-15監督、SVホルンの監督などを歴任し欧州サッカーを熟知した濵吉正則さんが、個を育て、チームを強くするフレームワークの作り方を伝える本が発売されます。
本書は、グラスルーツの指導者にもプレーモデルの概念を理解できるような、まさに教科書です。
トレーニング方法を図解して分かりやすく伝えていますので、指導を始めたばかりのコーチたちにもおすすめです。ぜひ手に取ってみてください。
【主な内容】
第1章 なぜプレーモデルが必要なのか
・プレーモデルとは何か。なぜ必要なのか
・日本に足りないのは"自国のプレーモデル"
・育成面でのプレーモデル『時代遅れの選手を育成しないために』
・現代サッカーのモデルとなるチームは
など
第2章 プロクラブのプレーモデル構築法
・発見・誘導型のトレーニング
・ホッヘンハイムのトレーニング例
・GK+6対7+4対3+GK → 11対11
・切り替えを意識した2対1~3対3
など
第3章 実際のプレーモデル構築法
・プレーモデルに従ったチーム作りとは
・トレーニングを継ぎ接ぎにしない
・メソッド以上に大切なこと
・日本人はなぜ1対1に弱いと言われるのか
・曜日ごとのトレーニング内容【動画あり】
など
第4章 ダイナミックテクニックとは
・ダイナミックテクニックはなぜ必要なのか
・日本に足りない論理的な技術指導
・パス&コントロール(ターン)【動画あり】
・コンビネーション~ゴールまで
・ゲーム形式(1対1+2対2+2対2+1対1+2GK)【動画あり】
など
第5章 プレーモデル作成問答
おわりに
サッカープレーモデルの教科書 個を育て、チームを強くするフレームワークの作り方
著者:濵吉正則
出版社:カンゼン
発売日:2021年1月6日
定価:2,090円(税込)
ページ数:224