本・書籍
2021年2月19日
アナリティックマインド
スポーツを行うとき(Do)、また見るとき(See)においてテクノロジーが活用されるようになってから20年余りが経過した。その間にスポーツにおけるデータ分析はどう進化を遂げたのか。この書籍では元データスタジアム社長の著者が、欧米最先端のトレンドを分析し、日本におけるデータ活用の現状と課題を明らかにする。
●偶然性の多いサッカーにデータ分析は相性が良いのか?
●野球を大きく進歩させたセイバーメトリクスとは何か?
●プレーの自動抽出を実現するAIシステムの活用
●得点力アップと戦術評価に生かせる新しい指標
●クラブマネジメントとデータビジネスの密接な関係
敵を知り、己を知り、データを識る
世界のサッカー界においてはもはやデータ取得は目標ではない。データを読み解く力、伝える力に長けた人材育成と組織改革に力を入れている。
昨年8月の引退会見で内田篤人選手が「世界と日本との差は広がった」と答えたことが大きな話題となった。日本サッカー界は内田氏の言葉を真摯に受け止める必要がある。日本に必要なのはテクノロジーの導入ではない。アナリティックマインドを持った人材の育成なのである。
■目次
第1章 スポーツが歩んできた道
第2章 世界の分析トレンドとテクノロジー
第3章 日本サッカーに迫られるデータ分析の活用
第4章 Analytic Mind を持とう
第5章 コロナ禍におけるスポーツの未来
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