本・書籍

2021年3月 5日

教えない指導―子どもの主体的な学びを引き出すしつもんメンタルトレーニング

「しつもんメンタルトレーニング」は、子どもたち一人一人のなかに眠る「未知」なる力を、子ども自らが発見できる最良のメソッド!

「子どもに教える」ことは、とても大切なことです。しかし、それ以上に大切なことがあります。

それは「子どもが本来もっているものを引き出す」ことです。

なぜなら...「その子にとっての最適解は、いつだってその子自身のなかにある」からです。

このとらえが、いまの時代の学校教育、家庭教育において、特に求められています。
そのために効果的な手法が、しつもんメンタルトレーニングです。なぜなら、子どもの無意識にあるものを意識化できるようにするために考案された手法だからです。

良質なしつもんを行えば行うほどに、子どもの行動の質がみるみる向上します。

その結果、自分を認め、お互いを認め合い、家庭があたたかい雰囲気に包まれ、仲間とのかかわりをより深めようとする子どもたちがどんどん増えていきます。

さらに、学校の授業においても、「考えることが苦手な子が、考えることが好きになる」「書くのが苦手な子が、書くことが好きになる」「人前で発言することが苦手な子が、発言することが好きになる」といった現象まで起きるのです。

ぜひ、本書を通じて、そのおもしろさ、可能性、実効性に触れていただき、学級づくりや授業づくりに役立てていただきたいと思います。

◎著者メッセージ

こんにちは、メンタルコーチの藤代圭一です。

この度、書籍『教えない指導 -子どもの主体的な学びを引き出すしつもんメンタルトレーニング-』が出版されます。

今回の書籍は僕だけでなく、京都市立桂川小学校の教頭先生であり、道徳のプロである鎌田先生と一緒につくりました。

いままでの書籍に比べて、教育現場でよりリアルに実践している内容をぎゅっと詰め込んでいます!

教育現場だけでなく、 スポーツや子育てでも活用できるエッセンスや秘訣もお伝えしています。

また本書は、ぼくたち2人だけでなく、いままでご縁を頂いた子どもたち・選手、 指導者のみなさん、保護者のみなさんのおかげで生まれたものです。本当に感謝しています。ありがとうございます。

「1人でも多くの子どもたちがその子らしく輝く」

そんな世の中を目指して、いままで活動をしてきました。そして、それはこれからもずっと変わりません。

「答えのある問い」も教育においては、とても大切です。

けれど、「答えのない問い」もまた、自分らしさを見つけることや、人生において、とても大切だと考えています。

この本が、 あなたのお役に立てたらとても嬉しいです。そして、この本と関わってくださった、全ての方に感謝します。

【目次】
序 章
第1章 学びの「質」を高める「しつもん」という技術
第2章 子どものメンタル編
第3章 教師のメンタル編
第4章 メンタル成長編

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