親子でチャレンジ

2011年3月 3日

【前編】脳に動きをインプット!『イメージトレーニング』でレベルアップしよう

イメージトレーニングは、目をつぶって頭の中でイメージを作る方法が一般的ですが、映像を見ることもイメージトレーニングの一種です。 簡単にできるのが、あこがれの選手のプレーを映像で見て、そのとおりに体を動かすことです。 その際、ただ動きを真似するのではなく、あこがれのメッシやC・ロナウドが「どんな意図をもって、そのプレーをしたのか」までを考えるとグッドです。 「メッシは2人のDFの間が空いていたからドリブルをしたんだな」 「C・ロナウドは、相手の態勢を見て、ドリブルのコースどりを変えているな」 といったように、あこがれの選手のプレーの意図を考えて、「よし、今度これをやってみよう」と真似することができたら、イメトレの上級者です。 小学校低学年の子どもなどは、選手の意図を理解し、言葉にするのは難しい場合もあります。そんなときは、親御さんが「メッシはどうして、こっちにドリブルをしていったのかな?」などと、質問をしてみてください。問いかけることによって、子どもに考えるきっかけを与えるのもひとつの方法です。

大儀見浩介//
メンタルトレーニング・コンサルタント。東海大学体育学部にて応用スポーツ心理学を学び、サッカーだけでなく、新体操女子U18日本代表や教育、受験対策など、様々な分野でメンタルトレーニングを指導している。著書に「クリスチアーノ・ロナウドはなぜ5歩下がるのか~サッカー 世界一わかりやすいメンタルトレーニング」(朝日新聞出版)、「心理戦術が日本サッカーを進化させる」(白夜書房)がある。公式HP『Mentalista』(PC版) http://www.mentalista.jp

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