親子でチャレンジ
2011年5月 9日
お父さん・お母さんも一緒にチャレンジ!!『サッカーノートの書き方』(2/2)
サッカーノートは自分の成長をうながし、目標を達成するための大切なツールです。日本代表選手を始め、中学、高校のトップレベルの選手・指導者の多くが、サッカーノートをつけています。
■ノートは自分のもの。自分の気持ちに正直に書く
今回は「書き方のコツ」を紹介したいと思います。ポイントは次の3つです。
- イラストを入れる
- 擬音を入れる
- 自分に正直に書く
1の「イラストを入れる」は、とても重要なポイントです。自分のプレーや相手のプレー、「この場面ではこうすればよかった」「この場面ではこういうプレーをしよう」など、イラストを使って書くことは、イメージトレーニングになります。また、自分のプレーだけでなく、相手のプレーもイメージして書くようにしましょう。そうすることで、より本番の試合に近い状況をイメージすることができます。
2の「擬音を入れる」は後から読み返したときに、思い出しやすくするための工夫です。たとえばパスを例にあげると、「ドンッ」と書くと強いボール、「トンッ」は短いタッチ、「パサッ」や「フワッ」は浮き球など、擬音によってイメージがしやすくなると思います。ノートは書いて終わりではなく、プレーに行き詰まったときや悩んでいるときなど、読み返すことで、新たな気づきを得ることができます。なるべく、書いたときの気持ちやイメージを思い出しやすいように、擬音を入れるなどして工夫してみましょう。
3の「自分に正直に書く」は、見落としがちですが、大切なポイントです。監督やコーチにノートを提出する場合、自分のために書くノートではなく、監督やコーチに見せるためのノートになってしまう選手を見かけることがあります。そうすると、監督に気に入られたい気持ちで、本当は思っていないことを書いてしまうケースもあるのです。ノートはあくまで自分のもの、自分の成長のために書く物です。自分の気持ちに正直に書きましょう。