親子でチャレンジ

2012年3月26日

やってみよう!お母さんでも巻けるテーピングの基本知識【動画付き】

 
ケガの処置や、予防、補強に使用するテーピング。サッカーをしていると、一度は聞いたことや、使ったことがある子どもたちも多いと思います。でも、テーピングは、病院やお医者さんじゃないと、扱いきれない難しいものではないのです。そこで、お母さんでも巻くことができる、テーピングの方法を教えてもらいました。さっそく、足首のテーピングから練習してきましょう!今回の教えてもらったテーピングは、各ケガなどに対してだけではなく、「プレー中に違和感や痛みを感じる」、「弱い部分の補強をしたい」というときに行う簡単な予防&ケアを目的としています。
 
※テーピングは、ケガ予防や補強に効果がありますが、ケガが治ったり、決してケガをしないというものではありません。ケガをした時は、病院で診察を受けましょう。今回紹介するテーピングは、家庭でも簡単にできるように、教えていただいています。複雑な巻き方などは、専門家やお医者さんに行き、巻いてもらいましょう。
 
 

■テープの種類

今回、使用したものは、2種類。
 
茶色のテープは“キネシオ”や“キネシオテーピング”と呼ばれています。伸縮性があり、いろいろな用途で使用できます。ネンザなどで使った経験がある方も多いと思います。
 
白いテープは“ホワイト”と呼ばれているものです。伸縮性がなく、しっかりと止まるのではがれにくい特徴があります。主に、足首など、『固定』をしたいときに使用します。
 
どのテープでも、途中でゆるくなってしまったり、はがれないように、しっかりと貼りましょう。また、練習前や試合前に、補強として貼ることもおススメします。
 
テープは、目安ですが1日で貼り換えましょう。肌がかぶれてしまったり、かゆくなったらはがしてください。汗をかきやすい時期などは、状態を確認しながら使用してください。
 
薬局、薬店、ドラッグストアや、スポーツショップなどでも販売されていますが、いろいろな種類などがあるので、用途によって選んでいけるように、お店の人などに、聞いてみましょう。
 
 

■足裏のテーピング(土踏まずをサポートする)

疲労などにより足の裏のアーチ(土踏まず部分)がつぶれると、運動の衝撃を吸収しきれなくなり骨や関節・下肢の筋肉にかかる負担が増します。それをある程度テーピングでサポートすることができます。
 
①はがれにくくするために、角を丸く切る
 
 
②足首を90度に曲げ、外側のくるぶしから土踏まずを経由し、一周させる
 
③足首の手前側でクロスさせ、内側のくるぶしまで貼る
 
●動画で確認してみましょう!
 
 
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取材協力//
清和イレブンSC:森海峻くん(前列左)、萩田康太くん(前列右)
松永先生(後列左)、板場先生(後列右)
 
修徳学園女子サッカー部、同校柔道部トレーナーを務める先生たちが、通常の治療だけではなく、スポーツ障害やケア方法などの豊富な知識を広めるセルフケア教室やストレッチ教室なども行っている。
 
住所:葛飾区奥戸3‐6‐9 Tel:03-3694-5291
アクセス:JR新小岩駅からバスで10分
 
ケガ予防のストレッチ法を知りたい人はコチラをお読みください>>
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