親子でチャレンジ
2015年4月 2日
マークする選手を待つときは止まる? 止まらない? いまさら聞けないマークの基本
【応援がもっと楽しくなる! パパママ向けサッカー基礎講座その2】
「私たちもサッカーの基礎を学びたい」というお父さんお母さんの声がよく編集部に届きます。そこで、スペイン・バルセロナを中心に世界20か国で活動する指導者集団『サッカーサービス』のメソッドを集約したDVD『知のサッカー』をもとに、サッカー戦術の基礎を学べる企画を用意しました。第2回は"マーク"のポイント2です。(構成・文/木之下潤)
■ポイント2 マークのポイントは“体の向き”だけなのか?
前回、マークの【ポイント1】として「常に相手とボールを確認できる体の向きを作る」ことが重要だと伝えました。これは、サッカーサービス社が定義する「マーク=ボールを持っていない相手の攻撃選手をコントロールする技術」という点から考えると、準備の段階にあたります。
ただ攻撃の選手は、常にスペースを狙ってアクションを起こし続けます。それはフリーの状態を作るのはもちろんのこと、味方からのパスやセンタリングを呼び込み、フリースペースを有効活用してシュートチャンスを作りたいからです。だから、守備側を混乱に陥れるために駆け引きしながら動くのです。
特に、ゴール前では守備の隙をついてシュートを打とうとあらゆる手を尽くします。一気に走るスピードを上げたり、ボールから遠い位置に離れて一度守備側の視野から外れたりし、守備をかく乱してきます。
では、アクションを起こす相手にどう対応したらいいのでしょうか?
「マーク」について試合映像で詳しく解説!
FCバルセロナの選手や世界のトッププロをサポートしてきたスペインの世界的プロ育成集団「サッカーサービス社」が、認知やサポートなど13歳までに身に付けておくべき戦術をプロの試合映像を使って解説。サッカーインテリジェンスを高めたい子ども達が見て学べる映像トレーニング。