親子でチャレンジ
2015年7月29日
ボールを受けるだけがサポートではない!ボールを受けずに味方を助ける方法【いまさら聞けないサポートの基本3】
【応援がもっと楽しくなる! パパママ向けサッカー基礎講座その7】
「私たちもサッカーの基礎を学びたい」というお父さんお母さんの声がよく編集部に届きます。そこで、スペイン・バルセロナを中心に世界20か国で活動する指導者集団『サッカーサービス』のメソッドDVD『知のサッカー』をもとに、サッカー戦術の基礎を学べる企画を用意しました。第7回はサポートのポイント3です。サポートとは、ボールを持っている味方選手を助けてあげるプレーのことです。距離や角度、タイミングなどを工夫するだけで、サポートの質は向上します。(構成・文 木之下潤)
【パパママ向けサッカー基礎講座】
■ポイント3 ボールを受けなくても味方を助けることができる
前回、サポートの【ポイント2】としてポジションをとるときの角度についてお話をしました。簡単に説明すると、「ダイアゴナル(斜め)にポジションをとる」ことで、ボール保持者が視野を広く確保することができます。さらに、サポートする選手は半身の状態を作ることができるため、ボールを受けた際に次の攻撃アクションにスムーズに移ることができます。
ただ、味方と相手が密集した中盤エリアや相手ゴールに近いペナルティエリア付近では、サポート側も厳しいプレスを受けます。そのとき、相手がゾーンで守る場合、またサイドライン付近においてはプレスが甘くなることもあります。なぜなら、相手にとっては一定のスペースを空けておいてもゴールに直結するプレーが発生するのは希だからです。その相手の心理を逆手にとりましょう。サポートする選手からすると、どの選手がプレスをかけたらいいのか迷う曖昧なポジションをとることができれば、プレスをかける選手の判断が遅れるため、ボールを受けることが可能です。
しかし、相手もサポートする選手に厳しいプレスをかけざるを得ないエリアでは体を寄せてきます。そのとき、サポート側はどう対処したらいいでしょうか?
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