親子でチャレンジ

2015年9月 7日

子どもへのマッサージは、親子のコミュニケーションにもつながる

■マッサージのポイントその2 マッサージによる効果あれこれ

「触ることで気付く。マッサージする側も、される側も」と下川路先生。たった一週間ですが、確かにそれは感じました。わたしは娘の身体をマッサージをしていて「今日はお尻が昨日より硬いな」というような感想を持ちましたし、娘も体が温かくなっていくことや、自分の体の変化を感じているようでした。
 
「自分で自分の体の変化に気付くことはとても大切で、トップアスリートには必ず備わっている能力」(下川路先生)。
 
 
「三つ子の魂百まで」という言葉の通り、皮膚からの“気持ちいい”という感覚は大人になっても残るといわれているそうです。マッサージをすることで、オキシトシンやセロトニンというストレスを緩和させたり、安心を感じる脳内物質が出ます。
 
このような脳内物質は出そうと思って出るものではありません。触れることで、子どもだけでなく、親もイライラが軽減して気持ちが落ち着くそうです。実際にマッサージをし始めて、それを実感します。親子のコミュニケーションの一つとしてコンディショニングマッサージはとても有効です。
 
それ以外の相乗効果は、子どもだけでなく、マッサージしている親の手も温まるということ。乳液などでも代用できるとのことですが、アロマローションを使うとさらに精油効果により血管が広がり、手がよりポカポカになります。皮膚は柔らかくなり、爪も堅くなるようなので、女性には嬉しいですよね。
 
子どものために何かしてあげたいと思って始めたことが、結果的に自分にとってもいいことでした。これからも娘にマッサージを続けていきたいと思います。
 

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