親子でチャレンジ
2016年3月28日
わたしだって子どもとサッカーの話をしたい!お母さんの『知のサッカー』活用術
多くのコーチ、選手、そしてサッカーをする子どもを持つお父さんお母さんに大好評のDVD『知のサッカー第2巻』。Jリーグの試合映像をもとに、賢くプレーするための個人戦術、グループ戦術などにスポットを当てて、映像を見ながら正しいプレーコンセプトを身につけることができます。小学5年生のお子さんとそのお母さんは『知のサッカー』を見て、実際のプレーにどのように役立てているのでしょうか? その活用術を聞きました。(取材・文 鈴木智之)
■子どもとの会話の8割がサッカー
知のサッカーのDVDを購入するきっかけが、「子どもがパスをつないで攻めるサッカーが好きだったから。参考になるのではないかと思って」と語るめぐみさん。お子さんがサッカーを始めたことで、少しずつ興味を持ち始めたと言います。
「子どもが始めるまでは、サッカーには見向きもしなかったんです(笑)。最初に、夫から『知のサッカー第2巻』について聞いたときは、サッカーって毎回ちがう状況なのに、メソッドやコンセプトなんてあるの? と思っていたくらいした。でも、『知のサッカー説明会』や、子どもが通うサッカーサービスのスクールでコーチが指導しているのを見て、確固たるメソッドがあるから試合の状況の中で応用が効くというか、ひとつ教わったことがいろいろな場面で使えるんだと思いました」
最初は「サッカーには興味がなかった」と話すめぐみさんですが、いまでは「サッカーを考えてプレーする」ことのおもしろさにはまり、「家にいるとき、子どもとの会話の8割がサッカーの話」というほど。
「知のサッカーの説明会に行くと、同じことを教わっているのに、私と息子とで考え方が違って、帰りの車で『さっきのあの話だけど……』と切り出すと、息子も『それはそうじゃないでしょ』とか言い出して。食事のときも、茶碗やコップを選手に見立てて、サッカーの話が始まっちゃうんです(笑)」
■車中でもサッカーの話が弾むコツ
めぐみさんは息子さんがサッカーサービスのスクールに通うため、車で送迎をしています。その車中が、お子さんとのコミュニケーションタイムになっているそうです。よくサッカー少年にとっては、親にプレーを指摘される車中が一番いやな時間と言われることもありますが、恵みさん親子の場合は、少しちがうようです。
「スクールの帰りの車では、サッカーノートを書き終えたあとに、私が『今日はコーチに何を教わった?』『どんな質問をしたの?』と、練習の話をします。いまは5年生でマークについて学んでいるのですが、自分がマークしなければいけない相手がいる状況で、本来はもうひとりの味方がマークしなければいけないんだけど、その選手のマークを外してしまったときに、自分がつかなければいけないマークを捨てて、そっちに行かなければいけないのかという質問をしたみたいです。練習後に私が質問をすることで、もう一度、深く落とし込めるかなと思っています」
いまでこそ、サッカーサービスのコンセプトを理解し、どのようなトレーニングが行われているかを理解しているめぐみさんですが、最初の頃は「なんとなくDVDを見ていて、理解したつもりになっていた」と振り返ります。子どものプレーを指摘するのではなく、なにを教わったのか、コーチとどんなコミュニケーションを取っていたのかを聞いてあげると、子どもも嬉しそうに返事をしてくれるそうです。
「コーチと話をしたり、練習を見たり、子どもと話をすることで、少しずつですが、理解できるようになってきたかなと思います。子ども自身もスクールに入った最初の頃は、サポートのコンセプトを学び、やみくもにサポートばかりをしていたこともありました(笑)。いまでは1年前の映像を見て、『がんばってプレーしていたけど、この動きは違うよね』と、子どもとふたりでプレーの良し悪しが判断できるようになったのが、成長したところでしょうか」
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