運動能力
2016年6月17日
【動画解説つき】あなたの子どもはできる⁉ サッカー少年が苦手とする3つのドリブルとその練習法とは
■アウトサイドターンを習得し、相手を置き去りにしよう
3つ目は「アウトサイドターン」です。イニエスタが得意とするこのターンは、進行方向と反対側に切り返すことで相手の逆をつき、かわしていきます。
■アウトサイドターン習得のラダートレーニング
やり方
左足をマスの外、右足をマスの中に入れて、右足でマスを踏むときに、股関節を外側に向ける
ポイント
股関節はラダーの黒い棒と平行になるように開く
[谷さんからのアドバイス]
アウトサイドターンをするときに、ポイントになるのが股関節の回旋です。
股関節が外側に開かないと、身体が流れてしまい、力強くターンをすることができません。理想は進行方向にスピードに乗ってドリブルをしながら、前に相手が来たと思ったら股関節を回旋させ、足のアウトサイドでボールを引っ掛けるようにしてターンをすること。ターンをした後に体のバランスが崩れないように、ラダーを使って適切な足幅を覚えましょう。
■ドリブルのステップを覚えるためにラダーを効果的に活用しよう
以上、3つのドリブル&トレーニングはいかがだったでしょうか。タニラダーは4マスなので、3mほどのスペースがあればトレーニングすることが可能です。まずはボールを使わず、ラダーだけを使って動き方を覚え、その次にボールを使ってドリブルをしましょう。そうすることで、スムーズに習得することができるはずです。次回は「谷さんに聞く! 雨でぬかるんだグラウンドで滑らない方法」を紹介します。
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