運動能力

2021年4月15日

サッカーにおける敏捷性とは? 言葉の意味から自宅でできる具体的なトレーニング方法まで解説

サッカー選手にとって、敏捷性を鍛えることは非常に重要です。「敏捷」とはすばしっこいことを指し、敏捷性とは動作の素早さに関する能力のこと。スポーツ科学では、刺激に応じた速度または方向の変化を伴う急速の全身運動と定義されています。

この記事では、敏捷性の意味や鍛えるためにはどのようなトレーニングをすればいいのか解説します。

自宅でも使用できるトレーニング道具も紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

 

<目次>

1.敏捷性とは?
2.敏捷性=足の速さではない
3.敏捷性を鍛えるトレーニング
4.まとめ

 

敏捷性とは?

 

敏捷性とは、簡単にいうと動作のすばしっこさや機敏さを意味する言葉であり、スポーツにおける重要な能力の1つだと言えます。英語だと「アジリティ(Agility)」という言葉になるため、こちらで馴染みのある人もいるかもしれません。

サッカーにおける敏捷性とは、ダッシュやドリブルの加速、減速、方向転換、急ストップ、急発進といった要素が該当します。敏捷性は、プレーをするうえでの基本的な要素であり、攻守両面において欠かすことができません。敏捷性があれば、プレーの質も大きく向上するでしょう。

 

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敏捷性=足の速さではない

サッカーをしていて「あの子は足が速いな〜」と感じることがあるかもしれませんが、足が速いからといって敏捷性があるというわけではありません。先ほども説明しているように、サッカーにおける敏捷性とは加減速や方向転換などのことを指しています。

そのため、短い距離で一気にトップスピードまで持っていける、スピードの緩急をつけるのがうまい、ドリブル中の方向転換で相手をうまくかわすといったことができる、といった選手が、敏捷性があるといえるでしょう。

日本人選手であれば、香川真司選手や長友佑都選手などは高い敏捷性を備えています。両選手は決して体格が大きいわけではありませんが、スピードや緩急、などを駆使してフィジカルの強い相手であっても対等に勝負することができています。このような選手たちが活躍していることを考えると、敏捷性がいかに重要であるか理解できるのではないでしょうか。

敏捷性を鍛えるトレーニング

敏捷性を鍛える場合、特別なトレーニングが必要なわけではありません。

例えば、縄跳びや鬼ごっこなどは、一見すると遊んでいるように思えますが、さまざまなステップワークを踏んだり、加減速や方向転換などを行ったりするため、敏捷性を鍛えることができます。日常生活の中でもできるため、子どもたちにとっても取り組みやすいでしょう。

また、スポーツショップなどで購入できるはしご型のトレーニング道具である「ラダー」も敏捷性を鍛える際に活用できます。ラダーの枠に応じて素早くステップワークを踏んだり、切り返しをしたり、加減速を行ったりできるため、こちらもおすすめです。

ラダーの購入を検討している方は、「タニラダー」の利用がおすすめです。こちらの商品は、一般的なラダーよりもマスの数が少ない4マス構造となっており、簡単に設置できます。また、マスが少ない分、スピードを落とすことなくステップワークが踏めるため、実践に近いスピードを体に染み込ませることができます。

敏捷性のトレーニング自体は、簡単にできるものなので、ぜひ自主練習の際などにも取り入れてみてください。

まとめ

今回は、敏捷性の意味や鍛えるためのトレーニングなどについて解説しました。ドリブルや守備など、サッカーにおいて敏捷性が必要となる場面はたくさんあります。サッカーがうまい=ボールの扱いがうまいといったイメージがあるかもしれませんが、敏捷性も欠かすことはできません。ぜひ、今回の内容を参考に敏捷性の向上に取り組んでみてください。

 

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