健康と食育
2011年8月15日
お風呂に入ろう! Jリーグ選手も実践する温冷交代浴
「お風呂に入るのが好きじゃない!」、「暑いしシャワーだけにしている」......。 特に暑い夏は、お風呂に入るのが面倒になってしまったり、長く湯船に入っていられないという話も耳にします。でも、お風呂で疲れを取り、リラックスすることは、サッカーを続けていく上でも、とっても重要。そこで、こだわりの入浴法を実践している、栃木SCの河原和寿選手にお話しを聞きました。
■河原選手直伝! オリジナル温冷交代浴法とは?
――今回は、「お風呂に入る」ことをテーマしたインタビューです。河原選手は、お風呂の入り方にこだわりを持っていると伺いましたが、どのようなことをされているのですか。
「普段は特に、こだわりはありませんね。ただ、試合の2日前には、必ず温泉に行って、サウナに10分入った後に、2分くらい水風呂に入ることを繰り返します。その後は、ちょっと熱めのお湯に入った後、ぬるめのお湯につかり、最後はまた、水風呂で体を引きしめます。全部で1時間ぐらいはお風呂に入っていますね」
――試合の2日前に、そのような入り方をするようになったのは、何かキッカケがあったのですか?
「以前は僕も、お風呂にこだわりを持つタイプではなかったんですよ。でも、アルビレックス新潟に所属していた時、2007年に坂本将貴(千葉)さんが移籍加入してきたんです。それから、なんですよね。坂本さんが、いつも試合の2日前に必ず温泉に行き、今、僕がやっているようなことをしていたのですが、それを見たり、一緒に体感するうちに、自分にも合うなと、思うようになったんです」
――その温冷交代浴を行った後は、どのような感じなのですか?
「全体的にだるくなって身体が疲れますし、次の日もちょっと、だるさを感じます。でも、不思議と翌々日の試合の日になると、身体にキレも出るし、気持ちもすっきりしてゲームを迎えられるんです。一気に回復するという感じですね」