健康と食育
2015年7月 6日
夏バテ予防にオススメ!自宅でできるひつまぶしの作り方
夏のスタミナ料理と言えば、必ず思い浮かべるのが「うな重」や「ひつまぶし」と言ったうなぎ料理。公認スポーツ栄養士の橋本玲子先生にうなぎ料理がオススメな理由と、ご自宅で簡単にできるひつまぶしの作り方を教えて頂きました。
今は寮生活なので栄養士さんがバランスを考えたメニューを日頃からしっかり摂るように意識していますが、まだ自宅から練習場に通っていた頃は「絶対にこの試合は頑張って勝ちたい!」というときに、自分に気合いを入れるためによくひつまぶしを食べていました。
名古屋はうなぎをひつまぶしにしておいしく食べられるお店がたくさんあるので、自宅の近所にあるお店によく両親に連れて行ってもらっていました。ひつまぶしはここぞの勝負の前に食べると元気が出る僕のVメシです!
①たんぱく質
うなぎには良質なたんぱく質が多く含まれています。
成長期のお子さんの身体づくりにもオススメです。
②ビタミンA
紫外線による皮膚のダメージを防ぎ、夏風邪の予防に有効なビタミンAが豊富に含まれています。
これからの季節には心強いですね。
③ビタミンB₁、B₂
夏バテ予防に欠かせないビタミンB₁、B₂が豊富なこと、
これもうなぎがスタミナ食と呼ばれる理由です。
ひつまぶしは、うなぎの蒲焼きを食べやすい大きさに切ってご飯に盛り、濃いめに味付けをしたタレをまわしかけたものを3通りの食べ方で味わえるのが特徴。まずは、そのまま食べ、次にねぎやみょうがなど好みの薬味をのせ、最後はだし汁をかけて食べる。味に変化を付けることでご飯が進み、また、汁をかければのど越しが良くなり、食欲が低下しやすい夏場でも無理なくエネルギーやタンパク質を補給することができます。薬味のねぎや山椒には、消化を助け、代謝をスムーズにする働きがあるので、たっぷりかけて食べたいですね。ぜひ3通りの食べ方をお試しください!
●材料(1人分)
うなぎの蒲焼き 1/2枚
温かいごはん 1杯分
うなぎのタレ
刻みのり 適量
A(かけ汁)
だし汁 1カップ
しょうゆ 小さじ1/4
塩 少々
B(薬味)
万能ねぎ 1本
みょうが 1/2個
青じそ 1枚
わさび 適量
粉山椒 適宜
●作り方
1. うなぎは1cm幅に切り、万能ねぎは小口切り、みょうがと青じそはせん切りにする。
2. 鍋にAを入れて煮立てる。
3. 器にごはんを盛り、うなぎを並べてタレをまわしかけ、Bを別皿に添えれば完成。
全日本少年サッカー大会の決勝大会期間中も食事はしっかり、たくさん食べました。食べるのが遅くて苦労したこともあったのですが、試合の最後まで全力で走り切るためにも頑張って食べていました。全少に出場するみなさん、これから暑くなりますが夏バテしないよう食事をしっかりとりながら、冬の大会に向け頑張ってくださいね。
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橋本玲子先生
公認スポーツ栄養士/横浜F・ マリノスの栄養アドバイザーとして、トップチームからジュニア年代までの栄養指導を行っている。
(株)Food Connection 代表取締役。
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(左)全日本少年サッカー大会のサポート (右)ジュニアサッカースクール
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