健康と食育

2015年10月 8日

マッサージは子どものためだけではない!お母さんやお父さんの心も満たされる!

■ふくらはぎのマッサージ

 
 
 
 
 
 
押すのではなく、手のひらで包んで滑らすイメージでマッサージしましょう。子どもの年齢や成長具合にもよりますが、男性なら片手でもOKです。お風呂上りの身体が温まった状態のときに行うとさらに効果的です。
 

■ひざ裏のマッサージ

 
 
 
 
 
 
第二次成長期になると膝を悪くするサッカー少年がたくさんいます。膝の上に位置するももの筋肉が硬まることで、膝にかかる負荷が増しケガにつながることが多いので、ももまでしっかりほぐしましょう。痛みが出てしまったら、スポーツ整形外科に連れていきましょう。お父さんお母さんにできることはありません。お父さんお母さんにできることは、痛みが出る前にマッサージで疲労を和らげてあげることです。
 
 

■トレーニングと同じくらいコンディショニングも重要

下半身も上半身も『お尻』からはじまります。みなさん、お尻の筋肉の凝りを日頃は気にしません。しかし、体の筋肉の中で大きく、たくさんの負担がかかっている部位でもあるので、ここを滑りほぐせば体が緩みやすくなり、循環をよくする効果が高まります。
 
さらにもう一つ手を滑らせるポイントになるのは、筋繊維がどの部位からどの部位をつないでいるかです。たとえば、アキレス腱。この部位はカカトから上に向かってふくろはぎの後ろの筋肉をつなぐ役割を果たしている腱です。アキレス腱そのものをマッサージするのも大事なことですが、つなぎ目になっているところもかなりストレスがかかっています。だから、その部分を含めてアキレス腱周辺と表現しているのです。意外とつなぎ目は見落としがちになるので、そこもほぐしてあげると、成長痛と呼ばれるスポーツ障害の防止にもつながります。
 
大切なことは、トレーニングと同じぐらいコンディショニングも重要だということ。そして、トレーニングと同じように正しい知識を持って行うことが大事なのです。そうすれば、子どもたちは好きなスポーツをのびのび楽しむことができます。結果として、コンディショニングマッサージがお母さんやお父さんにとっての心の癒しにつながります。
 
親子のコミュニケーションの材料として、週に一度でいいので無理なく定期的に長く続けることがお互いにとって私生活からいいパフォーマンスを発揮することになるのではないでしょうか。
 

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