健康と食育
2018年8月 2日
Jリーガーも常備!「高い」「手間がかかる」を解消して、身体を大きくする栄養を簡単に摂れるアイテムとは?
■1品で多くの栄養素が摂れる簡単缶詰メニュー
もちろんそれだけではなく、朝ごはんに毎日魚の缶詰を食べているJリーガーもいます。
1人暮らしで自炊する選手の場合は、朝から魚を焼くのも結構大変です。もちろん、中には自分で朝食に焼き魚と目玉焼き、味噌汁etc...と手の込んだ朝食を自分で作っているJリーガーもいますが。
コンディション調整にこだわっている選手は、味噌煮などは砂糖が入っているのを気にするため、やはり水煮缶を使います。
鯖などの水煮缶に、キムチ、すりごま、あさつきをまぜてご飯にのせて食べたりしています。さらに納豆や豆腐をのせる選手もいます。
そうするとこの1品で次のような栄養素がとれます。
ご飯 →エネルギー補給
魚缶詰、納豆、豆腐 →筋肉や骨、血液などの体を作るたんぱく質の補給
キムチ、あさつき →ビタミンなどの補給
忙しい朝に1品で多くの栄養素がとれるのは保護者もうれしいですし、何といってもこのメニューは安く作れます。
あとはあえて、味噌煮や醤油煮などの缶詰を普段の料理に取り入れることも良いでしょう。
子育てに仕事に家事に忙しい毎日で、ご飯の支度をしていると、毎回アレンジをする余裕もなくどうしても毎回似たような味になってしまうことがありますが、缶詰についている味をそのまま使ってしまうのも一つの手です。魚の缶詰を使った野菜炒めや卵とじなど、いつもの皆さんが作る味とは少しちがう味付けになるので、お子さんも新鮮な印象で喜んでくれるかもしれません。パパ・ママも料理のレパートリーが増えて助かるのではないでしょうか。
簡単なメニューであれば、栄養の話をしながらお子さんと一緒に作るのも良いでしょう。自分の身体がどうやって作られるのか、どうしたら大きくなるのか、体力をつけるにはどんな栄養素、食品がいいのか、などお子さんが気になりそうな会話をしながら「食べることの大切さ」を親子で学んでほしいと思います。
これまで、さばいて焼いたり、煮たりして手間がかかって面倒、しかも値段が高くて毎日は食べさせられないと思っていた魚介類も、手軽な缶詰で摂るようにしてはいかがでしょうか。
魚嫌いな選手も、缶詰ならば食べられることもあります。
ぜひお試しいただければと思います。