健康と食育
2021年10月20日
「Let's ! 和ごはんプロジェクト」の参加企業、団体がオススメする、サッカーをするお子さん向けの献立を一挙紹介!
農林水産省が立ち上げた「Let's ! 和ごはんプロジェクト」を知っていますか?「Let's ! 和ごはんプロジェクト」は、忙しい子育て世代やお子さんたちに身近・手軽に「和ごはん」を食べる機会を増やしてもらうため、企業等の新たな商品の開発、子ども向けメニューの展開などを促進する取り組みです。
以前、このプロジェクトを立ち上げた背景、想いなどを農林水産省へお聞きしました。今回は、日本の食文化を盛り上げる「Let's ! 和ごはんプロジェクト」に参加する企業にアンケートを実施し、サカイク読者のみなさんに向けて、オススメの商品や献立を教えてもらいました。ここで一気に紹介します!
■おすすめ商品と献立
Q1: 和ごはんプロジェクトに合う、おススメ商品
Q2: おススメ商品を使った献立or担当者から一言
●株式会社高村農園
A1:塩米こうじ
簡単に麹菌を使った、体に優しい和食料理を楽しめます。一さじ混ぜるだけで様々な食材を美味しくいただけます。
A2:塩こうじレモンの豚ロースソテー/塩こうじキノコ/塩こうじミカンのお魚マリネ/季節の野菜の簡単こうじ漬け
●有限会社中川海苔店
A1:日本のファストフード『おにぎり』を作るなら【中川パリ太郎】
添加物が入ったおにぎりとは違い、無添加のパリパリ海苔おにぎりがご家庭で簡単に作れます。愛情込めた世界一のおにぎりを食べさせたい!そんな親心を大切にしたい、という想いで開発しました。
フィルムを留めるシールにはちょっとしたメッセージが書き込めるので、子供のテンションが上がること間違いなし!
野球少年やサッカー少年がいるご家庭からたくさん支持されており、販売累計1500万食以上の実績があります。
A2:毎日のお弁当の補食や受験勉強の夜食などに・・・
●株式会社COOK ART
A1:
○デコ寿司
国民食である太巻き寿司を今風にアレンジした可愛いお寿司です。
お子様から、ご年配の方まで楽しんで頂けます。
一生に一度の大切なお祝いにかかせない、日本の伝統行事「
これからもずっと受け継がれていってほしいと願う「
四季や行事を大切にする日本をもちあげたい!と活動している「
「デコもち de 一升餅お祝いセット」が誕生しました。
●理研ビタミン株式会社
A1:
味噌汁をはじめとした和食メニューにわかめは欠かせません。
わかめスープは忙しいお母さんもすぐに用意できる汁もので、利用しやすさに加え、健康面からもオススメ。
食物繊維が豊富で腸内環境の改善や食後の血糖値や脂質の吸収を抑えるなど、様々な生理機能があります。カルシウム、鉄、マグネシウムなどのミネラルも豊富です。
A2:学校給食向けの商材も取り扱っており「笑顔でランチ」というホームページを開設しています。
その中に、海藻の健康効果を紹介する「海藻知恵袋」というコラムを開設、献立を紹介しています。
また、ふえるわかめちゃんやわかめスープの紹介ページにもいくつか献立を紹介していますのでぜひチェックしてみてください!
<<学校給食で人気の海藻メニューをご家庭でも!>>
<<わかめスープのレシピはこちら>>
●株式会社インフィニバリュー
A1:5代目和菓子屋さんとのコラボレーション「次世代につなぐ日本文化~ 阿波あいおはぎ~」
A2:日本の歴史と食文化に関する講座、伝承阿波の和食素材に関する講座、阿波素材に関する講座。徳島県阿南市では和三盆、食用藍、阿波晩茶、糀を活用した「おはぎ」の展示販売実施。
●日笠山水産株式会社
A1:キビナゴ
鹿児島県ではキビナゴは食文化として根づいています。
カルシウムはイワシ以上、カルシウムを吸収するために必要な栄養素ビタミンDも豊富に含む魚です。また脂質は非常に少ない魚で、何より魚体が小さいので、お母さんが調理をするのも非常に簡単です!
A2:キビナゴの南蛮漬け。→キビナゴと彩り野菜を組み合わせて。
じゃこぷぅ(じゃこしゃぶ)→甑島伝統の漁師メシ
●有限会社マインドバンク
A1:嫌いな野菜のお米α
子供が嫌いな野菜7種とお米由来の機能性乳酸菌を特許製法で加工した腸活&偏食サポート米
A2:子供が嫌いな野菜7種とお米由来の機能性乳酸菌を特許製法で加工した、腸活&偏食サポート米です。白米等に約10%混ぜる仕様(白米一合に大さじ一杯が目安)で、嫌いな野菜も内緒で美味しく摂れます。
●マルトモ株式会社
A1:「プレ節®」25ミクロンソフト削り。やわらかな口どけで料理にも使いやすい。お子さまも食べやすい口どけです。
A2:■朝からガッツリお好み焼きトースト
■ゆっくり過ごす朝はカフェ風オープンサンド
■いっぱい作ったポテトサラダでポテサラサンド
・・・他、コチラに掲載しています。
●シャープ株式会社
A1:ヘルシオホットクック
ホットクックは、温度センサーと蒸気センサーでつねに鍋の中の温度や食材の火の通り具合をみはり、自動できめ細かな火加減調整と、自動かきまぜ機能により、材料を入れてスタートをすると料理が完成する自動調理鍋。しかも、おいしいと評判の無水調理を自動でまぜながら行うので、素材の味たっぷりの美味しい料理ができます。
料理に不慣れな方でも材料を入れて放っておくだけで料理上手さんが作ったような味に仕上がり、和食メニューも驚くほど簡単に作って頂けます。
A2:オススメ献立:弊社「COCORO KITCHEN」サイトにて、多種の献立レシピを用意し、無線LAN接続にて簡単にメニューをホットクックにダウンロードして頂けます。
ユーザー様の直近の調理履歴データでは、和食メニューでは「肉じゃが」「具だくさんみそ汁」「かぼちゃの煮物」が人気で上位にランキングしています。<<ランキング>>
KN-HW24G
●株式会社大戸屋ホールディングス
A1:プルコギ牛肉炒め定食(五穀ご飯に変更・ほうれん草の胡麻和えをプラス)
A2:成長期でかつスポーツをしている人には、まずはエネルギーの摂取、そして骨の成長に関わるカルシウム、体内の循環血液量に関わる鉄を十分に確保する必要があります。プルコギに使われる牛肉の赤身には鉄が豊富。必須アミノ酸BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)も含まれ、筋肉のエネルギーを生み出すもとにも。また新陳代謝や疲労回復にかかわるビタミンB群も豊富に含まれています。
ご飯は五穀ご飯に変更すると、鉄・カルシウムなどのミネラル、食物繊維、ビタミンB群の摂取量がさらにアップ。
最後に、鉄・カルシウムなどのミネラルが豊富なほうれん草の胡麻和えを加えれば理想的な定食に。
●山長商店株式會社
A1:
〇上撰だしパック10g×20
上記商品はご家庭で簡単・身近に日々出汁の美味しさを感じてお使いいただけ、出汁パックなので出汁がらを濾す必要もなく取扱いが簡単な商品です。
A2:毎日のお食事にバランスの取れた具だくさんお味噌汁レシピ
白だし:500cc、信州みそ:30g(大さじ1.5)、 こい口醤油:1g(小さじ1)、本みりん:1g (小さじ1)
わかめ:少々、豆腐:1cm角20個程度、ネギ:少々
その他、冷蔵庫に豚肉、鶏肉・白菜や大根の葉っぱ等葉物野菜、人参・じゃがいも等根菜類もあれば、他の素材に合わせ火の通りが良くなるように(1cm角程度)小さく切り分ける。
お味噌汁の作り方
①わかめ、豆腐、ネギ(好みの材料)をあらかじめ切りそえておく。
②白だしを火にかける。
天然だしパックを使った基本だし(白だし)の取り方を下記の白だしの取り方参照
③沸いてきたら火を弱め、味噌を溶き入れる。
④こい口醤油、本みりんで味をお好みに整える。
⑤あらかじめ切りそろえた材料を鍋に入れる。
⑥具材が温まれば完成。
天然だしパックを使用した白だしの取り方
白だしとは醤油や味醂と合わせる前の鰹節や昆布(等)のみで煮出した「だし」を指します。
用意頂くもの:山長のだしパック ... 2袋 お水 ... 800cc
①お鍋にお水800ccを入れ、本品2袋を入れる。
②お鍋を「強火」にかけ、沸騰させる。
③沸騰したら「中火」にして、5分間煮出します。
④火をとめて袋を取り出して「天然だし(白だし)」完成。
A2:ご飯を基本とした献立がやはり理想ですよね。しかしながら子どもはなかなか和食献立になじまないこともあるかもしれませんね。子どもの好きなハンバーグに大根おろしと和風だしのあんかけをかけてみたりするのもいいですね。
A2:弊社は福岡県のエフコープ生活協同組合の子会社として、生協組合員向けにお米を精米、お届けしております。HPにてお米に関する情報を掲載しておりますので、ご覧いただけましたら幸いです。
A2:わたくしどもは日本で発見された5つの基本味のひとつ「うま味」の正しい理解と普及を行っております。うま味の多い食材や和食などだしの効いた料理の紹介、各地域のうま味たっぷりの郷土料理や、健康に食べて減塩につながるうま味の活用なども紹介しています。
A2:当団体は、毎日の食事に欠かすことのできないお箸の持ち方と箸使いを中心に、食卓に笑顔と日本の食文化を守る箸育活動をしております。
子どもたちが箸使いを楽しく学ぶために、お箸の持ち方指導と自分の手にピッタリサイズの箸作りのワークショップを組み合わせたオリジナルの講座を教育機関や保育施設、商業施設や地域イベント会場で行っております。
■和食の魅力と活用法
おにぎり、お寿司、お餅など、サッカー少年・少女にたくさん食べてほしい炭水化物から、塩麹を使った肉や野菜料理。わかめスープなどのミネラルが含まれた海藻類。米粉の竜田揚げ、カルシウムたっぷりのキビナゴ。プレミアムなかつお枯節など、体に良く、美味しい食べ物をたくさん教えてくれました。
野菜が苦手なお子さんには「嫌いな野菜のお米α」を通じて、栄養摂取が期待できます。「料理が苦手。和食を作りたいけど、難しそう...」という方は、簡単に無水調理ができる「ヘルシオ」が強い味方になってくれそうです。
成長期のお子さんにとって、食事はとても大切なもの。サッカーをするお子さんは運動に使うエネルギーと体の成長のためのエネルギーが必要で、そのためには炭水化物やタンパク質、ビタミン、ミネラル、脂質などをバランスよく摂ることが求められます。
和食は素材の味を生かした調理法がメインなので、過度な脂質の心配もありません。また、脂質や塩分の多い調味料を使わなくても、美味しく食べることができます。
「今日の献立何にしよう...」「うちの子、好き嫌いが多いから...」という方は、ぜひここで紹介した商品や献立を参考にし、日々の食卓に取り入れてみてください。
良いコンディションでサッカーや勉強に取り組むためにも、美味しくて栄養に優れた和食を食べ、楽しく日々を過ごす活力にしましょう!