健康と食育
2021年12月 7日
体作りの年代に欠かせない、食事を通した温かいコミュニケーションのポイント
「成長期の子どもに、どんなものを食べさせればいいの?」「体が冷える冬場には、どんなお弁当がおすすめ?」。これは、多くの親御さんが抱える食事やお弁当の悩みです。そんな疑問を解消するためのヒントを教えてくれるのが、「はるはるの子どもアスリート栄養満点ご飯」でおなじみのはるはるさんです。
はるはるさんはレシピ本の出版やインターネットで情報発信を行い、お子さまの食事づくりに悩む親御さんのサポートをしています。息子さんはコンサドーレ札幌U-18でキャプテンを務めており、高円宮杯プリンスリーグなどで活躍中です。
2人のお子さまを育て、質の高い食事で成長を手助けしてきたはるはるさんに、寒い日の食事で心がけたいことや、真空断熱スープジャーの活用について話をうかがいました。(記事提供:サーモス株式会社)
■練習前後にスープジャーで食事をとる
前回の記事では、センアーノ神戸の森くんの食事を紹介しました。森くんは練習前後に、スープジャーに入れた栄養たっぷりの具だくさんスープとおにぎりを食べ、帰宅後はスープで補いきれないミネラルやビタミンを摂取するため、サラダなどを食べていました。
はるはるさんは森くんの食事を見て「率直に言って、素晴らしいです」と笑顔を見せます。
「糖質は運動時のエネルギー源だけでなく、疲労回復の観点からも大切な栄養素です。スープにはさつまいもやじゃがいもなどの糖質が入っていましたし、おにぎりも持参しているのでバッチリだと思います」
森くんは練習前後と帰宅後に分けて、食事をとっていました。はるはるさんはこの食事の仕方を、「分食ですね」と説明します。
「必要な栄養を分けてとる。これが分食です。サッカーをして、家に帰ってから食事をとると、運動から時間が空いてしまったり、夜遅くに食べることになるので、寝る時間にも影響があります。森くんの場合は練習後にすぐスープやおにぎりで栄養をとり、家ではサラダなどの足りない栄養素を取る程度に、軽く済ませています。内蔵にも負担がかからず、良い睡眠にもつながると思います」
森くんのお母さんは「以前は帰宅後にしっかりと食べていたので、寝る時間が遅くなっていました。でもいまは家に帰ってから簡単な食事をとるだけなので、就寝時間も早くなりました」と、分食の効果を語ります。
■温かいスープで栄養補給
はるはるさんは「森くんは練習後にすぐ、おにぎりを食べることで、疲労回復に必要な糖質をとっていますよね。それに加えて鶏肉や豚肉、お野菜が入った温かいスープを食べているので、タンパク質やビタミンの補給もできています」と話し、次のように続けます。
「とくに冬場は、温かいスープを食べると体が暖まるのでいいですよね。具だくさんスープは運動後にも食べやすく、おにぎりと合わせることで栄養バランスの良い食事にもなるのでおすすめです」
はるはるさんは「森くんの食事は、サッカーをするお子さんの参考になると思います。小学生年代だけでなく、中学、高校と成長していっても、分食という形で食事のとり方を工夫するのは、とても良いことなので、ぜひ続けていってほしいです」と語りかけます。
さらに、「スープジャーは、ひとつ持っていると便利ですよね」と話し、活用法を教えてくれました。
「私自身、お昼ごはんにスープジャーを使うこともあります。朝作ったものを、お昼に食べても温かいのがいいですよね。温かいものを食べると腸を温めることになり、栄養の吸収も良くなると言われているので、おすすめです」
スープは調理にそれほど手間がかからず、冷蔵庫にある肉や野菜で作ることができるので、お財布にも優しいです。おにぎりと具だくさんスープは栄養バランスが良く、味のバリエーションもたくさんあるので、定番にできそうです。
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■食事を通じたコミュニケーションで生まれる、親子の絆
小学生は、体作りのベースとなる年代です。その時期に、お子さま自身が食事の大切さを知ることで、今後のより良い生活、体作りの土台になるでしょう。はるはるさんは「親子でコミュニケーションをとりながら、栄養や食事に興味を持たせたり、知識をつけるのに、小学生はすごく良いタイミングです」と言います。
「私も子どもの食事を毎日作っていますが、口には出さなくても『自分のために一生懸命作ってくれているんだ』とわかってくれているようです。中高生になり、親子の会話も少なくなってきたとしても、食事を通じて『週末、試合なんだよね』『今日はちょっと疲れた』などのコミュニケーションをとることができています。それが、親子の絆になっていくんじゃないかって思っています」
これから寒さが本格化しますが、温かい物を食べてエネルギーをチャージしたり、心がぽっと暖まった経験を持つ方もたくさんいるでしょう。サッカーをするお子さんであれば、お弁当を食べて元気が出たり、エネルギーをチャージすることで、より良いプレーにつながっていきます。
温かいものを食べて、心身ともに健やかに過ごしていくことは、気温が下がる冬だからこそ、心がけたいものです。サーモスの真空断熱スープジャーは、その手助けをしてくれるアイテムと言えるでしょう。
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■真空断熱スープジャー(JBR-400 WH)
熱いものから冷たいものまで、いろいろ持ち運べるスープジャー。満足感あるレギュラーサイズ(0.4ℓ)です。クリックオープン構造でさらにフタが開けやすくなりました!口当たりがやさしく、お手入れしやすいスープジャー。スープやシチューだけでなく、デザートにも最適。一人分にぴったりのサイズです。
■フードコンテナースプーン(APC-160 WH)
真空断熱フードコンテナーに最適なスプーンです。底まですくいやすい形状と長さで、最後まで食べやすいのが特徴です。専用ケース付きで持ち運びにも便利です。