インタビュー
2011年4月15日
自分のできることに集中する‐森保一【File.2】
「一番上の世代を指導すれば、下のカテゴリーにどういったことを伝えればきちんと上へ繋がっていくのかがわかると思うんです。だから、サンフレッチェ広島でコーチをしていたときも下部組織で巡回コーチをやらせてもらいましたし、U-20日本代表でもコーチを経験させてもらいました。自分がどのカテゴリーの指導に適しているのか試したい気持ちがあるんです。そのためにもまずはトップチームで監督をやってみたいですね。そして老後は自分のチームを作って、小学生を指導したいです。自分でチームバスを運転して試合に連れて行く。それも将来の目標の一つですね(笑)」
自分にできることをいつも考え、自分らしく常にサッカーと真摯に向き合ってきた森保さん。きっと近い将来、Jリーグの舞台で指揮を執る、森保一監督の勇姿が見られることでしょう。
森保一//
もりやす・はじめ
1968年8月23日生まれ。長崎県出身。
2010年よりアルビレックス新潟ヘッドコーチを務めている