インタビュー
2011年6月 5日
『最初にGKになったとき、とても恐怖心がありました(笑)』-【File.1】西川周作選手(サンフレッチェ広島)
サンフレッチェ広島の守護神・西川周作選手。これまでもオリンピックの大舞台や日本代表でもゴールを守ってきました。小学校4年生で出会ったGKというポジション。最初は怖かったと語った西川選手ですが、時を経るごとに『ここでプレーをしたい!』という特別な場所へと変化していきました。
■「両親に初めてスパイクを買ってもらったときのことはよく覚えています」
――小さい頃はどんなことをして遊んだ記憶がありますか?
「家の中でジッとしているよりは、外で遊ぶのが大好きな子どもでしたね。よく近くのお店で段ボールをもらって、友だちと一緒にそれを利用して基地を作ったり、かくれんぼをしたり、公園で缶蹴りをしたりしていました。それに、小学生の頃から休み時間はもちろん、時間があればボールを蹴っていた記憶があります」
――サッカーを本格的に始めたのはいつからですか?
「僕が小学3年生のときにJリーグが開幕したのですが、その影響もあり、友だちと声を掛け合って小学校の少年団に入りました。ただ、それまでも学校の中休みや昼休みには、友だちと一緒にボールを蹴って遊んでいました。小さい頃にサッカーだけではなく、野球などいろいろなスポーツを経験している選手もいますが、僕はもう本当にサッカーばかりでしたね」
――その当時、印象に残っている出来事を教えてください。
「当時のことはうっすらと覚えているぐらいなのですが、少年団に入ったことや、両親に初めてスパイクを買ってもらったときのことはよく覚えています。あと、小学4年生のときに練習試合で初めて『GKをやれ』といわれたことも(笑)!!」