インタビュー
2011年6月26日
長友佑都(インテル)By NIKE FC PLAYRES' FORUMレポート
■「寝る前に夢の確認をして、明日は何をしなければいけないかを考える」
僕は夢から逆算して、今、何をするべきかを常に考えています。今は世界一のサイドバックになるのが夢なので、それを叶えられるようにしたい。もちろん、夢や目標のことを毎日、考えているわけではないですよ。休みの時は、しっかり身体を休めるようにしています。
ただ、寝る前に確認はします。夢に対する自分の位置を振り返って、明日は何をしなければいけないかを考えています。結局は日々の積み重ねですから。今の僕のスピード、スタミナも積み重ねです。自分が「こうなりたい」と思っていても、口にしているだけでは夢は叶わないので、日々の積み重ねが重要なので続けていくしかないです。
僕もここに来ているみんなと同じように、小さい頃はサッカー選手になりたいと思っていました。そして、今はその夢を叶えることができました。みんなにも夢を持ってもらいたいし、夢を叶えるために、まずは自分自身に勝つこと。そこが基本だと思います。ここに来ているみんなも、夢に向かってあきらめずにがんばってほしいと思います。
長友佑都//
ながともゆうと
DF。1986年9月12日愛媛県生まれ。神拝サッカースクール-西条市立西条北中-東福岡-明治大-FC東京-チェゼーナを経て、2011年2月にインテルミラノに加入。運動量、スピードを武器に、不動のサイドバックとして日本代表としても活躍している。
▽あとがき*****
長友選手はトークショーのあと、「夢を持った子どもたちと会えるのはうれしいし、パワーをもらいました。僕自身も初心にもどることができました」と、うれしそうに話していました。そして、参加者の小学生、中高生は真剣な表情で、あこがれの長友選手の話に聞き入っていました。もしかしたら、この中に第二の長友選手がいるかもしれません。努力を続けて、目指せ、世界のトッププレーヤー!
取材・文・写真/鈴木智之