インタビュー
2011年7月14日
浦和レッズ・宇賀神友弥選手インタビュー【File.1】
ジュニアユース・ユース時代を浦和レッズで過ごし、流通経済大学を経由して、再び(レッズの)トップチームに加入した経歴を持つ宇賀神友弥選手。少年団時代から「とても厳しい環境」で育ってきたという宇賀神選手のサッカー人生に迫ります!
■「少年団時代の厳しい練習や環境を経験していたから、大学時代も乗り越えられた」
――まずは宇賀神選手の小学生時代のことを教えてください。
「とにかくサッカーしかしやっていなかったような気がします。サッカーをやりたいばかりに、友だちと一緒に朝早く登校していましたし、休み時間も昼休みも、そして放課後もサッカー。所属していた少年団(戸田南FC)の練習は土日くらいだったので、平日は自分たちだけでよくサッカーをしていました」
――サッカーを始めたのはいつ頃ですか?
「小学1年生ですね。所属した少年団にはもともと兄が先に入っていたのですが、兄の練習について行くうちに、いつの間にか"自分も(サッカーを)やるものなんだろうな"と認識していました。うちは3兄弟(宇賀神選手は真ん中)なのですが、3人とも同じ少年団でサッカーをやっていました」
――当時所属していた少年団は、どのようなチームでしたか?
「とにかく監督が怖かった(笑)。何かあればすぐにゲキが飛んできましたからね。また、フィジカルコーチのような存在の指導者がいて、少年団ながらも体力面を鍛えるメニューもありました。
例えば練習が終わった後に40分間走をするのですが、ひたすら速いペースで走るんです。そのトレーニングでかなり体力がついたんじゃないかと思っているのですが、当時は長い距離を走るということがあまり得意ではありませんでしたね。