インタビュー

2024年10月25日

●PR●子どもの足は大人の縮小版ではない? 子どもの足にあったシューズ選びを、スポーツ工学博士が伝授します!

サッカーをするお子さんをお持ちの保護者の皆さん、シューズ選びに悩んだことはありませんか? 

今回は、スポーツ用具の研究を長年行っている、筑波大学体育系のスポーツ工学博士・浅井武名誉教授に、子ども向けサッカーシューズ選びのポイントについて伺いました。

プロの視点から、お子さんの足を守りながら、パフォーマンスを引き出すシューズ選びのコツをご紹介します。

■子どもの足は大人の縮小版ではない

まず押さえておきたいのが、子どもの足の特徴です。浅井教授は、次のように説明します。

「子どもは発育途中なので、足首の関節が弱く、柔らかいです。サッカーでよくある『切り返しの動き』を例にとると、大人なら足の前足部でしっかりと踏ん張ることができますが、子どもの場合は柔らかすぎて、うまく踏ん張れません。そのため、子どもはかかとを使って踏ん張る傾向があります」

さらに、こう続けます。

「そのことからもわかるとおり、子どもの足は大人の縮小コピーではありません。子どもの足は柔らかく、発育途中にあるので、柔軟な動きに対応できるシューズを選ぶことがポイントです」

その観点から、小学生年代では、スパイクよりもトレーニングシューズ(トレシュー)を推奨する指導者もいます。その理由について、浅井教授はこう語ります。

「子どもの足の柔軟性や発育発達の段階を考慮すると、より柔軟な動きを可能にするトレーニングシューズの方が適していると考える指導者もいます。トレーニングシューズは多目的に使える良さがあり、足への負担も少ないです」

ただし、試合ではスパイクを使うなど、状況に応じた使い分けが重要です。

「土のグラウンドなど、地面が硬いときはトレシュー。芝のグラウンドのときはスパイク。体育館では室内用(インドアシューズ)といったように、使い分けると良いでしょう」

■アンブロ製品の特徴

アンブロのシューズは、子どもの足の特性を考慮した設計で、注目を集めています。浅井教授は、次のように評価しています。

「アンブロのシューズは、ヒールカウンター(かかと部分)がしっかりしていて、クッション性もある。オーソドックスでありながら、履きやすいように作られています。柔軟性があり、安定性もあるので良いですね」

靴ひもを自分で結ぶことが苦手な子には、シングルベルトタイプのシューズもラインナップされています。「初めてのサッカーシューズはアンブロ」という立ち位置にもなっているようです。

■試着のポイントと横幅の重要性

シューズを選ぶ際の試着方法について、浅井教授は具体的なアドバイスをくれました。

「靴ひもを緩めて、奥まで足を入れましょう。極端に言えば、ひもを全部外してもいいと思います。そのくらいの勢いで広げておいて、足を入れ、かかとをしっかり合わせます。そして、つま先がどれくらい余るかを確認します。好みにもよりますが、8ミリから10ミリくらい、余裕があるのが理想です」

つま先に余裕を持たせる理由は2つあります。1つが「足への衝撃を減らすため」。そしてもう1つが「子どもの成長速度に合わせて」です。

「つま先に余裕がないと、ダイレクトに衝撃が来て、爪や指を痛める可能性があります。さらにお子さんの場合、短期間に急激に成長するので、つま先がぴったりな靴を履くと、すぐにアイズアウトしてしまうおそれがあります」

ほかに浅井教授が強調するのが「横幅のフィット感」です。

「横幅は、つま先ほど余裕を持たせる必要はありませんが、ガチガチに締め付けるのではなく、柔らかくフィットする形が理想的です。フィットはするけれど、その中で足が遊ばない、横ずれしない状態を目指しましょう」

横幅のフィットが悪いと、様々な問題が起こる可能性があります。浅井教授は次のように注意をうながします。

「靴の中で足が横に滑ると、足首の捻挫や膝への負担につながります。また、不適切な踏み込み方の癖がつく原因になりかねないので、横のフィット感は非常に重要です」

アンブロのシューズはワイド設計で 前足部に余裕を持たせて作られているので、この点からも選択肢のひとつになりそうです。

■買い替えの目安

浅井教授は、親御さんが子どもの靴の横幅をチェックする方法についても、アドバイスをくれました。

「子どもに履かせて少し動いてもらい、中で足がずれないか確認してあげてください。横幅が少し余っていたら、紐をきつく縛ることで調整できます。反対に、横幅がきつければ、緩めに結びましょう」

シューズの買い替え時期について、浅井教授は以下のポイントを挙げています。

「足が大きくなり、シューズがきつくなってきたとき。つま先やかかとなど、よく使う部分が薄くなり、グリップが悪くなってきたとき。アッパー(甲の部分)に穴が開いたときが、買い替えの目安です。特にグリップの低下は要注意です。滑る靴でプレーすると、プレーの質が変わってしまいますからね」

■自分の足に合った一足を選ぼう

最後に、浅井教授からシューズ選びに悩む保護者、お子さんに向けて、メッセージをいただきました。

「シューズはボールタッチ、コントロール、シュート、あらゆる動作に関わるため、非常に重要なアイテムです。プロ選手はシュータンの長さや靴ひもの位置、ソールの形状などにこだわって選んでいます。子どもたちも、自分の足に合った一足を選んでほしいですね」

子ども向けのサッカーシューズを選ぶときのポイントは多岐にわたります。その点でアンブロは、子どもの足に合わせた設計で人気を集めています。

お子さんと一緒にシューズ選びを楽しみながら、ぴったりの一足を見つけてください。きっと、さらに上手くプレーできるようになり、サッカーがもっと楽しくなるはずです!


アンブロのトレシューモデル

アンブロのインドアモデル

アンブロのスパイクモデル

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