サッカー豆知識
2014年8月 9日
【全少】悪い立ち上がりを断ち切り決勝進出! 高い個を持つ柏レイソル
全日本少年サッカー大会は、6日目に突入。1次ラウンド、2次ラウンド、決勝トーナメント一回戦を終え、優勝の可能性を残したチームは、4チームにまで絞られました。ベスト4の第一試合では、大阪府代表セレッソ大阪と東京代表横川武蔵野FCが対戦し、4-0でセレッソが快勝。個の能力の高さを見せつけ、決勝進出を決めました。そして第二試合、埼玉県代表レジスタFCと最後の一枠を争うのが、千葉県代表の柏レイソルです。
レイソルはセレッソ同様にJリーグの下部組織だけあって、選手1人1人の能力が高いチームです。渡辺毅監督も、「僕らJクラブなんで、他のクラブから選手に来て頂いています。例えば、対戦相手のレジスタさんからレイソルにくることもあります。だから、もともと技術や才能がある子が集まっている。そういう才能ある選手たちを、グループとしてもっと成長させることを目指しています」と語ります。
渡辺監督が明かした通り、レイソルはその高い個が力を合わせて組織的に戦ったため、1次ラウンドは危なげなく3連勝で突破しました。2次ラウンドでは、得失点差にまで勝負はもつれたものの、決勝トーナメントに進出を決めます。そして決勝トーナメント一回戦では、激戦区神奈川県の代表JFCフトゥーロと対戦しましたが、3-0で危なげなく勝利、ベスト4まで駒を進めました。
こうして、比較的順等に勝ち進んできたレイソルですが、レジスタ戦では、思うようなサッカーを展開できません。もともとレイソルは、渡辺監督曰く「短いパスでもドリブルでもロングキックでもいいんですけど、相手を動かして、チャンスを作る。どこがチャンスなのかということを、みんなで把握して意図的に相手を動かせば、もっといいスペースが生まれる。そういう、いいスペースを使う」サッカーを目指しています。しかし、「緊張もあったため、ボールを持っている選手に対して、持っていない選手がボールを要求しているのに止まっていた。そのせいで、相手のマンツーマンに捕まったまま、何もしないで、ロングボール蹴って、走るサッカーになってしまっていた」と監督は試合序盤を分析します。その立ち上がりに対して…
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