サッカー豆知識
2024年5月30日
やめ癖つくのが心配? 子どもに「サッカー行きたくない」と言われたときどうする? 先輩ママたちの経験
子どもに「今日はサッカー行きたくない」と言われたとき、休ませるのが良いか、サッカーしなくても連れて行った方がいいか、悩む保護者は多いのでは?
楽しんでいたはずのサッカーに行きたくないのは理由があるはず。心がSOS出してる? 無理やり行かせるよりは心が落ち着くまで休ませたいけど、そのままやめ癖がついちゃいそうで迷う......。というご家庭もあると思います。
こんな時、先輩ママであるサカイクアンバサダーの皆さんはそんな時どうしているのか聞いてみました。
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■無理に行かせない
子どもがサッカーに行きたくないと言われると、素直に休ませるべきか、簡単に休ませると辞め癖が付くから行かせるべきか悩むという保護者も多いもの。
サカイクアンバサダーの回答で多かったのは「休ませる」でした。
・休んだら? と言う。小学生だし、遊びたいときもあると分かっているから。すると逆に「やっぱり行く」と言うこともある
・行かなくても良いよ、と言っていた。本人も「じゃあ休もうかな」って感じだった(子どもは現在中学生)
・わかった、そんな日もあるよね。って休ませた。新学期とか学校もスポーツもレベルが上がってしんどいのは理解できるから
と、無理に行かせないという回答を多くいただきました。もちろん子どもの状態をよく理解して「今日は友達と遊びたいんだな」「チームで何かあったのかな」など気持ちを思いやったうえで、状況にあった対応をしていただけたら良いのではないでしょうか。
■サッカーしなくていいからグラウンド行ってみる? と声かけ
他にはこのような声も。
・とりあえず練習行ってみよう? 見てるのも勉強になるよ。今日はひとつだけ目標作ってそれをクリアしよう、などと声かけました
特に原因はなく「何となく」行きたくない時もあります。サッカーが嫌になったわけでなければ、「練習しなくていいよ」と安心させつつも大好きなサッカーに触れさせることで、「次は行こうかな」と前向きな気持ちになれることもあるのではないでしょうか。
■それ以外の対応
休むか行かせるかの判断以外についても、ご自身の体験を教えてくれた方がいるので紹介します。
・アロマオイルを塗ってあげる。普段あまり日常を話さないタイプですが、寝る前に塗ってあげると、自ら悩んでいることを話してきたりします。話して背中に塗ってそのまま寝るので、翌日はスッキリしていることがほとんどです。
直接顔を合わせないからこそ、子どもも素直に悩みを打ち明けられるのかもしれません。サッカーで疲れた足のマッサージなどでもいいかもしれませんね。
■自分から話して来たら聞いてあげる
今回の質問テーマも、回答の根底にあるのは「子どもにはサッカーを楽しんでほしい」ということでした。
「ただ上手くなるのではなく、サッカーを楽しむために練習して欲しい」というお考えで子どもに接しているという方は、「上手くなれば自身もつくし、ボールを思い通りに動かせたり、身体を思った通りに動かせたら試合ももっと楽しくなりそうじゃない?」と問いかけると、お子さんのやる気がわいてくるそう。
「以前は練習や試合にダメ出しばかりしていた」という方も、今では「サッカーを楽しむことの方が大事」という考えでお子さんに接しているそうで、サッカーについてあれこれ聞かないようにしているとのこと。そのうえで子ども自身が話してきたら「うんうん」と聞いてあげることにしていると教えてくれました。
いかがでしょうか。
サッカーが好き、楽しいという気持ちさえ消えなければ、少しぐらい休んでもまたサッカーがしたい気持ちがわいてくるものです。アンバサダーのみなさんは、そこを大事にしてお子さんに寄り添っていることがうかがえました。
全ての子どもに効果があるものではないかもしれませんが、先輩ママたちの対応策を参考にして、お子さんのサッカーをもっと楽しんでください。