こころ
2015年12月30日
本田圭佑があなたの子どもにも伝えたい!サッカー少年に大切な3つのメッセージ
■子どもに伝えるだけでなく、大人も実践するのが本田圭佑
さらに、本田選手はこう続けます。
「3つのメッセージで一番大切なのは、あきらめないこと。挫折をしない人はいません。人それぞれ、大きい小さいは別として悩みがあります。それを乗り越えないと、次のステップにはいけない。どんなにすごい人であっても、壁を乗り越えていると僕は思っています。どの道へ向かおうが、失敗はつきものです。失敗をする中で、最終的には続けた人間、やめなかった人間こそが勝つ。自分が進んできた道、信じてきた経験から何か一つを言うならば、この言葉です」
本田選手がガンバ大阪のJrユースから、ユースに昇格することが出来なかったのは有名な話です。しかし、それを挫折ととらえず、進学した星稜高校で活躍し、プロへの道を切り開きました。名古屋グランパスを経て移籍したVVVフェンロでは、2部リーグでMVPを獲得。その後、CSKAモスクワでの長い4年間を経て、念願だったヨーロッパのビッグクラブへの移籍を果たしました。紆余曲折を経てなお、目的の場所にたどり着くことができなかったのは「あきらめなかったから」にほかなりません。
本田選手はイベント終了後、こう語りました。
「自分自身がまだまだ未熟なので、3つのメッセージを子どもたちに投げかけたのと同時に、自問自答する内容にしました。自分自身、あきらめないということを、子どもたちに言わせてもらいました」
本田選手が子どもたちに向けた3つのメッセージは、胸にとどめておきたい言葉ばかりでした。夢を持ち、それを日々意識して過ごし、あきらめずに取り組む。この3つはサッカーだけに限らず、人生を乗り越えていくための指針となる言葉と言えるのではないでしょうか。クリスマスに、子どもたちは多くのプレゼントを本田選手からもらったようでした。
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