こころ
2018年7月 5日
カーンからラーム、ノイアーへ... ドイツ代表のキャプテン変遷は現代に求められるリーダー像?|W杯、世界で注目された名キャプテンたち
■ラームの後継者たちの共通点
その後、バスティアン・シュバインシュタイガー選手や、現在のマヌエル・ノイアー選手へと引き継がれましたが、彼らの共通点は"対話型"リーダーだということ。ユニークな選手が集まるチームをまとめ、全員が同じ思いで頂点を目指していくためには、みんなと分け隔てない関係を築く必要があります。結果として今大会は予選を突破できませんでしたが、どの時代も国際大会で結果を残してきた育成大国、ドイツが率先して示すリーダーの資質は、現代型リーダーに自ずと求められる能力なのかもしれません。
これから行われる準々決勝以降は、ますますチームの結束や勝利への意欲が大事になります。グループステージを勝ち上がり優勝を目指す戦いの中で、各国のキャプテンは一体、どのようなリーダーとなって、それぞれの国の勝利のためにピッチ内外で奮闘しているのでしょうか。
各国のキャプテンに注目して見るW杯もまた、一つの楽しみ方かもしれませんね。