こころ
2022年3月 7日
着なくなったユニフォームがつなぐ、日本とカンボジアの絆。 【アタックZERO presents 届けようユニフォームプロジェクト】実施レポート
昨年10月にサカイクでもご紹介していた、使う機会がなくなってしまったユニフォームを綺麗に洗濯したうえでカンボジアの仲間たちにお届けする【アタックZERO presents 届けようユニフォームプロジェクト】
未来を担う子どもたちに、海外の仲間とのつながりや、環境問題への気づきなど、広い視野を育んでほしい、という想いからこのプロジェクトは生まれました。
全国のサッカー少年少女から多くの協力を頂き、最終的には4,729枚のユニフォームが集まりました。集められたユニフォームは日本国内で「アタックZERO」を用いた上で洗濯した後、1月から2月にかけてカンボジアの小学校や児童施設に届けられました。
プロジェクトに協力してくれたある男の子は「自分たちが使っていたユニフォームは動きやすいので、たくさん走ったりできると思う」と、海の向こうにいる誰かが着てくれることに思いを馳せます。
保護者の方は「小さくなったユニフォームがずっと手元にあってどうしようかと思っていた」そうで、「子どもたちは、カンボジアの子たちが着てくれることがすごいと思ったみたいで、『世界とつながってる感じがする』と言っていました」と教えてくれました。
カラフルなユニフォームに身を包んだカンボジアの子どもたちからは「サッカーの練習をがんばりたい」「生地が良くて、洗剤の良い匂いがする」と笑顔がこぼれ、「カンボジアに来たら一緒に試合をしましょう」とメッセージを送ってくれました。それを聞いた日本の子どもたちは「お互い全力で試合をしましょう!」と反応するなど、ユニフォームを通じて、国際的に交流することの楽しさを感じた様子でした。
日々、サッカーをがんばっている子どもたち。がんばったユニフォームには「想い」がつまっています。そして大切な一着は、何度でも誰かを笑顔にすることができます。
「自分たちのがんばりを支えてきたものが、他の誰かの役に立つことがある」
「同じ気持ちで、サッカーに親しんでいる仲間は世界中にいる」
「次に使ってくれる人がいると思うと、大切に着たくなる」
想いのバトンが、海を越えてつながっていきます。
私たちひとりひとりが、1着の服を長く大切に着たり、世の中のみんなで服をシェアして着まわすなど、取り組めることはたくさんあります。
これからも花王「アタックZERO」は、人や物を大切にし、想いをつなぐ活動を続けていきます。
■日本からカンボジアの子どもたちへ届けられる様子を収めたムービーはコチラ!