勉強と進路
2011年7月16日
東大卒Jリーガーが語るサッカーと勉強の両立/久木田紳吾(ファジアーノ岡山)【File.1】
東大卒のJリーガーとなったファジアーノ岡山の久木田紳吾選手。「小さいころから目立つことが大好きで、サッカーと勉強を頑張ってきた」と教えてくれました。そんな久木田選手に伺う、サッカーと勉強の両立方法は、ジュニアのみなさんの味方になってくれること間違いなしです!
■久木田紳吾選手(ファジアーノ岡山)インタビュー
「小学生の頃は、学校が好きで、目立ちたがりでした」
――久木田選手の小学生時代のことを教えてください。
「小学生の頃は、休み時間など、少しでも時間があればサッカーやキックベースなど、スポーツならなんでもやるという活発な子どもでした。当時は上履きを履かず、いつも裸足でいるような野生児でした(笑)。よく冬でも"半袖短パン"という子どもが、学校に1人くらいはいると思いますが、それがまさに僕でした」
――当時から、勉強への取り組みはどのようにしていたのですか?
「授業に関しては、いつも手をあげて発言するなど、常に積極的な姿勢で取り組んでいました。それは勉強が好き、楽しいという感覚よりも、学校自体が好きだったからだと思います。だから、勉強に限らず、児童会長に自分から立候補するなど、なんでも進んで行動していました。かなり目立ちたがりだったと思います(笑)。勉強でも、スポーツでも、周りの人以上にできるようになりたいと思っていましたから」
――勉強に対して、親御さんはどのようなスタンスだったんですか?
「両親は『宿題はちゃんとやりなさい』という程度でしたね。宿題をちゃんとやらないと、サッカーの練習の送り迎えを行ってもらえなかったので、そういう意味でもちゃんと自分がやるべきことはやらなければと考えていました。
うちは家族みんなアウトドア好きだったので、よくキャンプに行きましたね。あと、父が、海釣りが大好きだったので、日曜日になるとよく釣りに行ったという記憶もあります。家族と接する機会は本当に多かったです