テクニック
2016年4月 5日
日本人に足りない"87分間"を改善する!サッカー少年向け個人コンサルティングとは
■11才までに、試合中になにをどう見て判断しプレーする習慣を
フリアンコーチは日本のサッカーサービススクールで、ジュニア選手の指導をしています。そのため、日本の選手のコンサルティングをする機会が多く、そこでは『ジュニア年代に身につけておくべきこと』のガイドラインに沿って、複数の項目に渡り、選手を分析しています。
「コンサルティングをする時は、攻撃面と守備面で見るべきことが違います。コンサルティングの内容を詳細に明かすことはできませんが、ジュニア年代では『認知』についても見ていきます。これは、いつ、どのような状況で周りを見ているのか。周りを見るタイミングや体の向き、周りを見て、正しい情報を得ているかなどを分析していきます」
ジュニア年代はサッカーの入り口です。この年代で、試合中になにをどう見て、プレーの判断に生かしていくか。その考え方を身につけておけば、成長するに従ってプレーを理解し、最適な判断をするための土台になります。
「11才までに身につけておきたい守備のコンセプトとしては、1対1の守備、相手のマークが挙げられます。14~15歳になると、自分のゾーン、ポジションでどういった守備をするか、どういったマークをするかを学びます。守備のときに何を見なくてはいけないか、どのように見るか。もちろん、体の向きをしっかり作って、首を振って確認することも大切です。攻撃面においても複数のコンセプトがあり、それを学んでいきます。選手をコンサルティングする時は、サッカーのベースとなるコンセプトを通じて攻守に渡って分析し、プレーを向上させていきます」
次回の更新では、ある10歳の選手のコンサルティングの実例をもとに、選手のプレーをどう向上させて行くかについて、説明してもらいます。
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