テクニック
2021年4月28日
指導経験の浅いコーチ向け!ジュニア年代で理解しておきたいポジショニングの概念と休息の重要性
「サッカー指導者のためのオンラインセミナー『COACH UNITED ACADEMY』」の特徴のひとつが、サッカーのトレーニング動画だけではなく、指導理論も学べるところです。
今回の記事では、指導経験の浅いコーチの方でも参考にしやすいポジショニングの概念と休息の重要性を学べる動画を2つ紹介します。
サッカーの指導を行う上で知っておくと、とても役に立つ情報なので、ぜひ確認してみてください。
U-12年代までに理解しておくべきポジショニングの概念
スペイン在住時はアスレティック・ビルバオなどで育成年代のコーチとして活動し、帰国後は湘南ベルマーレや大宮アルディージャの育成組織を経て、現在は「サッカーコーチのコーチ」という肩書で活動する倉本和昌氏。
「スペインと日本で指導をする中で、日本とヨーロッパのトップレベルとの違いは何かと考えた時に、ポジショニングの概念の理解と実践だと気づきました。日本サッカーもこの意識を持つことで、もっと発展すると思います」と話し、非常に具体的かつわかりやすく、「ポジショニングをどう指導するか?」について説明しています。
「具体的なポジショニングの定義」、「どうして団子サッカーになってしまうのか?」、「DF、MF、FWのポジションごとの動きの基準」などが論理建てて伝えられているので、小さい子どもたちにありがちな団子サッカーの改善方法や、各ポジションの動きなど、育成年代を指導する上で有効な指導方法を知ることができます。
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サッカーの試合中の9割はボールに触っていない/U-12年代までに理解しておくべきポジショニングの概念
サッカー大国ドイツに学ぶ休息の重要性
皆さんが指導する育成年代の選手はどのくらいの頻度で練習や試合を実施しているでしょうか?
サッカーが上手くなるためにたくさん練習をするのはもちろん重要ですが、適度な休養をとらず、練習をやりすぎてしまうことはよくありません。サッカー大国のドイツでは、練習は週に2日程度しか実施していないのにたくさんの優秀な選手を輩出しています。
COACH UNITED ACADEMYでは、ドイツサッカー協会の公認A級ライセンスを持ち、ドイツで10年以上育成年代の指導にあたる中野吉之伴氏にドイツの考えを元にした「休息の重要性」を解説していただきました。
また、中野氏が実際に指導しているドイツのクラブが実施しているトレーニング環境も紹介しているので、ご自身が指導されるチームの環境と比較してみると面白いかもしれません。
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休むこともトレーニング!「休養」に大切な3つの要素とは?/サッカー大国ドイツの育成環境の実情