考える力
2011年5月 4日
【監督に聞く】『一番大事なのは生徒との信頼関係。まずは生徒と真っ向勝負』‐藤井潔 広島皆実サッカー部監督《Part1》
――普段、サッカー部の選手たちとは、どのようにコミュニケーションを図っているのですか?
「広島皆実には普通科、衛生看護科、体育科の3つの学科があります。私は、保健体育の教員なので同じ体育の先生がたくさんいらっしゃいます。同じ教壇に立つ先生たちは各種目のトップクラスの選手を預かっている方々ばかり。自分自身、コミュニケーション術に長けているほうではないと考えているので、その先生たちのコミュニケーション術を参考にさせていただきながら、押したり引いたり、突き放したり......。試行錯誤しながらコミュニケーションを図っています」 ――"高校"だと保護者のみなさんとの関係も重要だと思います。 「そうですね。もちろん、お子さんを預かっている以上責任もあり、またさまざまな面でご協力やご支援をいただいています。その都度、ご説明をさせていただいたり、コミュニケーションを取れるように努力をしています。それと同時に、一番大事なのは生徒との人間観、信頼関係を築くことです。まずは生徒との真っ向勝負を大切にしています」藤井潔//
「広島皆実には普通科、衛生看護科、体育科の3つの学科があります。私は、保健体育の教員なので同じ体育の先生がたくさんいらっしゃいます。同じ教壇に立つ先生たちは各種目のトップクラスの選手を預かっている方々ばかり。自分自身、コミュニケーション術に長けているほうではないと考えているので、その先生たちのコミュニケーション術を参考にさせていただきながら、押したり引いたり、突き放したり......。試行錯誤しながらコミュニケーションを図っています」 ――"高校"だと保護者のみなさんとの関係も重要だと思います。 「そうですね。もちろん、お子さんを預かっている以上責任もあり、またさまざまな面でご協力やご支援をいただいています。その都度、ご説明をさせていただいたり、コミュニケーションを取れるように努力をしています。それと同時に、一番大事なのは生徒との人間観、信頼関係を築くことです。まずは生徒との真っ向勝負を大切にしています」
藤井潔//
ふじいきよし
1973年8月10日広島県生まれ。広島国泰寺高校‐広島大学出身。
保健体育の教諭。大崎海星高校を経て2002年に広島皆実に赴任。サッカー部コーチを経て07年サッカー部監督に就任。第87回全国高校サッカー選手権大会優勝に導いた。
取材・文・写真/石井宏美
【Next 5月5日更新】『選手たちにもサッカーを通し、
自分たちには限りない可能性があるということを知ってほしい』>>