考える力

2011年6月20日

シャビを育てた元バルセロナカンテラコーチの教えに迫る!<9>U-12年代の指導に対する考え方

6~14歳のうちにもっとも優先すべきことは、サッカーを楽しくプレーすること。2つ目が、正しいプレーを学ぶこと。3つ目が勝つことです。10歳の選手が、勝つことだけを考え、たくさんのトロフィーを獲得したとしても、サッカーを楽しみ、学ばなければ意味がないと思います。

■大切なのは、サッカーを楽しませること、学ぶこと

数年前までは、試合で勝てないと文句をいってくる親もたくさんいました。ですが、最近は保護者の意識も、競争や勝つことから、学ぶことが大切なんだという考えに変わってきています。

指導者に文句をいうよりも、「任せたほうがいいんだな」と理解し始めています。結局、子どもたちが楽しくサッカーをして、正しく学んでいれば、それは勝つことにつながるのです。楽しく、学ばずに勝つ方法もありますが、それでは結果しか残りません。大切なのは、サッカーを楽しませること、学ぶこと。それが結果として、選手の成長につながるのだと思います。

■【告知】『知のサッカー』:サッカーサービス社監修のトレーニングDVD

世界最強 FCバルセロナで14年間指導したジョアン・ビラ氏率いるサッカーサービス社が日本のU-12指導者のために作ったトレーニングDVD。スペシャルサイトにて先行予約受付中!(6/20発売予定)この指導法は、バルサのそれを超えていく可能性がある。 スペシャルサイト(PC)http://www.think-soccer.com

取材協力/株式会社Amazing Sports Lab Japan(PC)
写真提供/サッカーサービス

取材・文/鈴木智之

【知のサッカー記事一覧】

【Next】『知のサッカー・特別対談』>>

<<『シャビを育てたジョアン・ビラの教えに迫る』最初の記事へ

前へ 1  2

関連する連載記事

関連記事一覧へ

関連記事

関連記事一覧へ