考える力

2016年6月15日

「子どものサッカーの試合はレアル対バルサより楽しいかもしれない」川崎フロンターレ風間八宏監督は"子育てを楽しむ"

 

■子どものサッカーを観戦できるのは、親に与えられた"特権”

最後に子どもを持つ親御さんたちへのメッセージをお願いしたところ、風間監督は”楽しむ”ということを強調しつづけました。
 
「子どもがサッカーをしていることを一緒に楽しんであげることがもっとも重要です。わたし自身も経験しているのでわかりますが、親には大変なことがたくさんあると思います。ですが、それでストレスが溜まってしまってはしょうがない。子どもたちと一緒にサッカーを楽しむこと。子どもが成長するたびにサッカーの環境が変わっていきますけど、そのなかで新たな楽しみを見つけられればよいと思います」
 
サッカー指導者を続けてきた風間監督は、週末の試合は自らのチームを率いなければいけない関係で、息子さんたちの試合を観戦することがほとんどできなかったと言います。だからこそ、両親が自分たちの子どもの試合を見られることは“特権”であり、「もしかしてバルサ対レアルを観るよりも、楽しいかもしれない」と語りました。この特権を楽しまない手はありません。そして、それを楽しんだ先に見えるものが、期待以上に成長した子どもたちの姿なのでしょう。
 

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