15秒から30秒以内なら、パフォーマンスは下がらない!?
パフォーマンスの向上という観点で考えたとき、静的ストレッチは筋肉のほどよい緊張感を必要以上に緩めてしまい、筋力のパワーを落としてしまい逆効果である、という研究結果があります。
しかし、ジュニアからトップアスリートまで(J1リーグチーム・日本代表ユース年代・中学高校大学サッカー部・サッカー大会など)幅広いカテゴリー・レベルの選手をサポートする金成仙太郎さんは、サカイクの兄弟サイト『COACH UNITED』でこう述べています。
「最近では静的ストレッチも30秒以内であれば大丈夫だという研究結果が出てきています。私も現場での肌感覚として、パフォーマンス向上を最優先させるために静的ストレッチを行わないと、肉離れなどを生じさせる可能性を高めるではないかとの懸念を感じていました。研究結果を受けて、私自身も選手たちに15秒から30秒以内の静的ストレッチを行うように指導しています」(COACH UNITEDより引用)
そこで今回は、過去にサカイクで配信した静的ストレッチに関する動画をまとめました。お子さんとぜひ試してみてください。
座ってももの裏を伸ばす
【練習の目的】
ケガの予防と関節の可動域を広げる
【やり方】
足を開いて座った状態から、ヒザを伸ばしたまま上体を前に倒す
呼吸を止めずに15秒続ける