中学生以降の進路を考えよう
夏もおわり、クラブチームのセレクションが開催される季節になりました。小学6年生のサッカー少年・少女を子に持つお父さんお母さんは、お子さんの中学生以降の進路について考えているのではないでしょうか? また、5年生以下のお子さんを持つお父さんお母さんにとっても、それほど先のことではありません。
あなたはお子さんのサッカーの進路をどう考えていますか? 高いレベルでプレーできる環境でしょうか? それとも楽しくプレーできる環境? はたまた勉強と両立できそうな環境でしょうか? サッカー少年団を卒業したあとのサッカーとの関わり方は、お子さんの競技レベルやモチベーション、性格、趣味嗜好などにより異なってきます。
あなたのお子さんが、適切な進路を見つけ、新たな歩みをはじめるために、わたしたち親にできることはどんなことでしょうか。今回は、過去にサカイクで配信した進路についての記事を集めました。
中学生になったらどこでプレーするの?卒業後の4つの進路
中学年代(Jrユース)の進路は、
1:中学校の部活
2:中高一貫校の部活
3:Jクラブのアカデミー(下部組織)
4:街クラブ
の4つに分けることができます。
夢の日本代表への道筋 中学生以降の進路について考える①
サカイクでは以前も中学校入学にあたっての進路ガイドとして『中学生になったらどこでプレーするの?卒業後の4つの進路』という記事をアップしています。中学校の部活動でプレーするか、セレクションを受けてJ下部組織でプレーをするか、街クラブでプレーするか......。どこでなら力を発揮できるか、どの選択をすればより成長できるのか......。絶対的な答えがあるといいのですが、こればかりはそれぞれの適正、事情が複雑に絡むためケースバイケースなのが実際のところです。日本代表選手を見ても、そこにたどり着くまでの道程は人それぞれ。現時点で最新の日本代表メンバー全23人を見てみると、高校時代部活動で過ごした選手が13人、J下部組織でプレーした選手が9人。
サッカーを続けるために 中学生以降の進路について考える②
前回もお話ししたように、J下部組織のジュニアユース、ユースはセレクションを経て合格者だけが生き延びることができる、いわばエリート集団です。自分が望んだからと言って入れるとは限らない、Jリーグのクラブを身近に感じながら比較的良好な環境で練習に専念でき、J下部組織の他にも、長く強豪として地元に根付く名門クラブなど、J下部組織に引けをとらない実績を誇る街クラブもありますが、現時点では年代別の最高峰と言っても差し支えないでしょう。
親も知っておくべき『セレクション』の知識
6年生の選手&保護者にとって、9月、10月になると、そろそろ考えなくてはいけない「進路」という問題。周りの子たちは、セレクションや練習会参加などいろいろやってるみたい、と焦っている方も多いのでは? そこで今回は、Jクラブのアカデミーや、クラブチームに入るための手段である「セレクション」について、説明したいと思います。
なでしこの経験を活かして――女子選手の進路選択が、日本女子サッカー界の方向性を決めていく?
数年前、女子サッカー界の新星と話題になっていた岩渕真奈選手の取材に伺ったときのことです。当時の所属チーム、日テレ・メニーナの寺谷真弓監督は、岩渕選手の活躍の秘密を「ひとつ挙げるとするなら」と前置きした上で、こう話してくれました。
女の子もサッカーを続けられるために――女子サッカー選手の中学生以降について考える
「中学校になったらどうしようかなと思ってるんです」
なでしこジャパンの活躍でサッカーに興味を持つ女の子が増えているようです。小学生年代の現場では、男子に混じって得意のテクニックやスピードでひときわ輝く女子選手を見かけることも珍しくありません。それが、中学生になると、成長に伴う体力などの問題で男子と一緒にプレーできる女子選手の数はかなり減ってしまいます。女子だけで構成された女子チームもまだ数が少なく、サッカーから離れてしまう女の子も多いのが現状。
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