子どもの試合はワールドカップではない!ドイツでみた標語に込められた5つのメッセージとは
「パス!パス!」「なにやってんの!」といった、親から子どもへのオーバーコーチング、時折耳にしますよね。
子どもの試合を観ていてつい親が熱くなってしまうこともあるかもしれません。
ドイツでは、ある取り組みを通じて、親のオーバーコーチングを減らしたそうです。ヒートアップする親を抑制したその施策とは?
日本とスペインの比較検証でわかった「伸びる選手の保護者」の傾向
スペインのバルセロナで指導者として活躍する坪井健太郎さんに聞いた、日本とスペインの比較検証でわかった「伸びる選手の保護者」の傾向とは。
全体的な傾向としては、スペインの方が日本の保護者より熱くなりやすいそうで、プレーへの口出しはもちろんのこと、GKをしている子の父親が試合中にFKの壁を息子に代わって作り出すようなケースもあったそう。
ただし、FCバルセロナなどのプロクラブの下部組織でプレーする親には、そのような親御さんはいないそうです。その理由は……
その情熱、子どもに届いてますか? イングランドサッカー協会の指摘
イングランドでは、サッカースクールが市街地から遠く離れた場所にあることも多く、親にとって送迎は時間的にも大きな負担です。
その分、わが子に活躍してほしいと思うのは仕方ないかもしれません。
しかし親の情熱は、子どもにとってはプレッシャーとなり、時として成長をはばむ要因になることも。
こうした背景を踏まえ、イングランドサッカー協会が無料で配布したDVDの内容をご紹介します。
「〇〇、シュートだよ!」と大声で指示を出すお父さん、周囲の大人はどう対応するべき?
ピッチサイドでわが子を静かに見守りたいのに、ある親御さんがピッチサイドから、大きな声を張り上げて、わが子に指示を繰り返している光景はよくあるもの。
ですが、もう少し周囲に配慮した応援の仕方はできないものだろうか……。と困惑している保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こういうケースでは、周囲の大人はどう対応すればよいのでしょう。
なでしこジャパンの岩渕真奈選手らを指導した経歴を持つ小島洋邦さんに解決策を伺いました。
子どもは親の分身ではない 指導はコーチに一任、親はチャレンジの姿勢をほめることが成長の糧に
子どもがサッカーを楽しむために、親はどのように子どもに接していけばいいのか。親と子どもの正しい関係性とは?
「一番良くないのは、親が教えたり、口出しすること」と語ってくれたスポーツ庁の鈴木大地長官。
競技の指導は指導者の役割なので、保護者は指導者を信頼して、子どもを信頼して任せることが大事なのではと言います。
「子どもは親の分身ではない」と言い切る鈴木長官。これまでに指導者としても活動していた鈴木長官ですが、お子さんのスポーツにどのように関わっているかお話を伺いました。