【必見】元スペイン名門のトレーナーに聞くヒザ、かかと、股関節の痛み予防

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怪我はサッカーの楽しみを奪う厄介な"敵"

成長期においてはオスグッド(ヒザの痛み)や、シーバー病(かかとの痛み)、あるいはグロインペイン症候群(股関節の痛み)といった、スポーツ障害に悩まされる子どもが多くいます。

小学生年代からケガで大好きなサッカーが目いっぱいできないなんてツライですよね。

スペイン1部の「エスパニョール」で10年トレーナーを務めた松井真也さんに、それぞれの痛みが生じる原因と予防をお聞きしました。

わが子の笑顔を見たいなら、お父さんお母さんも正しい痛み予防を知ってください。

太ももガッチリ体型は要注意!? スペインと比べて日本の子どもにオスグッドが多い理由と予防策


うちの子、太ももがガッチリしているからパワーがあるな~。と内心喜んでいる親御さんはいませんか?

じつはそれ、オスグッドを起こしやすい子の特徴でもあるのです。

成長期にしっかり運動できないのは身体が大きくなるのにも関わりますから、まずは原因を知って、アドバイスを実践しましょう。

かかとが痛い!を予防して一瞬のスピードを上げる「足指の使い方」


オスグッドとともに、成長期における代表的なスポーツ障害のひとつに、シーバー病があります。

サッカーは走るスポーツですから、かかとが痛いと走れず、サッカーも楽しめません。

じつは、オスグッドになる子は、シーバー病になってしまうケースが少なくないのだそう。

その理由とは...。

腹筋がグロインペイン症候群を引きおこす? そけい部の痛みの原因と症状改善


サッカーをする子どもが悩まされる痛みの1つ「そけい部の痛み」。現役時代の中田英寿選手もこの痛みを抱えていたと言われていますね。

いわゆるグロインペイン症候群ですが、欧米人に比べて「日本人の方が重症化しがち」なのだそうです。それはどうしてでしょうか。

じつは、親御さんの関心も高い「体幹トレーニング」などで行われることも多い腹筋運動も影響しているようです。