目の前の勝敗より大人になって得るモノのために。学校のサッカークラブが結果より大事にしていること
「補欠ゼロ」で全員が出場する大会を開くなど、草の根(グラスルーツ)で、子どもたちにサッカーを楽しむ場を提供している見附小学校サッカークラブ。
「どんなレベルの子どもたちでも試合を楽しめる環境を作るのも、大会で優勝することと同じぐらい価値があると思うんです」と代表の大塚さんは語ります。
小学生年代で試合に勝てなくても、その子が大人になって人生に勝つこと、そして...
サッカーで成長するために大事なのは目先の勝敗ではない
みなさんのチームは、全員出場できていますか? せっかく所属したのに試合に出られない子はいませんか。
試合の結果は、練習の成果を見る手段であって、勝つことだけが目的になって一部の子しか出場させないのでは、せっかくサッカーが好きでやっている子のやる気をそいでしまいますし、チームとしても底上げになりません。
今回は目先の勝利だけにとらわれず、全員が出場する「補欠ゼロ」の取り組みをしているチームを3つピックアップしました。
それぞれの取り組みをご覧いただき、チーム改善などの参考にしてください。
「補欠ゼロ」で全員が出場する大会を開くなど、草の根(グラスルーツ)で、子どもたちにサッカーを楽しむ場を提供している見附小学校サッカークラブ。
「どんなレベルの子どもたちでも試合を楽しめる環境を作るのも、大会で優勝することと同じぐらい価値があると思うんです」と代表の大塚さんは語ります。
小学生年代で試合に勝てなくても、その子が大人になって人生に勝つこと、そして...
コーチが一方的に教えるだけではなく、子供たちに質問を投げかけ、それぞれの意見を聞くなど、自主的に考えてプレーさせるという指導法をしている理由は「自分で考えてサッカーをしてほしい」から。
上手い子を使わずに負けたというのは、あくまで結果論。
「一部の上手い子たちだけを集めて、試合に勝ったとしても、全然嬉しくない」と語る街クラブの取り組みとは