自ら上手くなる子が持っているスキル。サッカー上達に必要な負けず嫌い精神の身につけ方

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サッカー上達にも必要な負けず嫌い精神

試合に出られなくても悔しそうじゃない。ほかの子が出来ている技が出来ないのに練習しようともしない。

こちらから自主練を提案してもやる気あるのか無いのか生返事。「悔しくないの!? もっと頑張ってよ」と親の方が焦ることもありますよね。

負けず嫌い精神、やる気はその子の気質ではなく作れるのです。

過去に紹介した記事から参考になる3つをピックアップしましたのでご覧ください。

試合に出られないのに自主練提案しても手応えなし...。競争心の無い息子にイラつく自己嫌悪ママの問題


試合に出られないのに悔しいそぶりも見せずマイペースな息子。上達に役立ちそうな提案をしても手応えがなく、競争心の薄いわが子を見てイライラする自分に自己嫌悪......。 というご相談です。

親の方が悔しくて「もっとやる気を出してよ」と思っている、なんて同じような体験をした事がある方も少なくないのでは。

自分のイライラを抑え、子どものやる気を引き出すためにどうすればいいのか、スポーツ都教育のジャーナリストで先輩サッカーママの島沢さんがアドバイス。

「負けず嫌い」って何? 改めて考えるサッカーにおけるメンタルの重要性


サッカーに限らず、多くのトップアスリートの子供時代には、ある一つの共通点があります。それは「負けず嫌い」だったということ。

もっと上手くなりたい、につながる「負けず嫌い」な気持ちを持ってほしいのに、どうもそういう気概が見えない...。できなくても、周りに負けても良いの?と親の方が焦ることもあるのでは。

メンタルトレーニングコーチの大儀見さんに「負けず嫌い」についてお話を伺いました。

「子どもはどうしてスポーツをするのかというと、原点にはエキサイティングしたいという気持ちがあります。その際に避けようとするのが"退屈"です。」

「今のままじゃ、Jリーガーになれても日本代表としてW杯に出るのは無理」恩師の言葉に応えた柴崎岳の負けず嫌い精神


Jリーグを経て念願の海外移籍を叶え、今なお進化し続けている柴崎岳選手。もともと才能の片鱗は見せていた選手ですが、ただの良い選手どまりでなく、日本代表にまで上り詰めた陰には、学生時代の恩師の言葉と負けず嫌い精神がありました。

「何と言っても負けず嫌い。できない自分を認めたくない男でした」

青森山田高校の黒田監督が語る、中学生時代の柴崎選手が他の選手と違った点。