感情に任せて怒る指導じゃ伸びない、ほかのスポーツから学ぶ子どもが伸びる指導環境とは

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元トップ選手たちが「怒る指導」を否定

令和の今もスポーツ界に残る暴力暴言など感情的に怒る指導。

サッカー界では2013年に暴力根絶宣言を行い、様々な取り組みを行っていますが、今回は競技は違えど参考になる例を紹介します。

自身も暴力暴言指導を受けた経験を持つ元トップ選手たちが「怒る指導では伸びない」と否定する理由をご覧ください。

「厳しい指導」を受けてきた元全日本代表、益子直美さんが「怒らない指導」を始めた理由


バレーボールの元全日本選手として活躍した益子直美さんが開催する「監督は絶対に怒らない」大会。

厳しい指導を受けてきた益子さんが、怒鳴ったり怒る指導根絶のために立ち上がった理由とは。

そして大会で子どもたちが「思い切ってできた」と言う理由。

サッカーでも参考にできることがあります。

自身も体罰指導を受けた経験を持つバレーボール協会川合俊一会長が「選手を伸ばすためには暴力指導は絶対ダメ」と言い切る理由


日本バレーボール協会は「暴力撤廃アクション」を発表し、川合俊一氏が会長に就任以降、改革を進めるべく、様々なアクションを起こしています。

川合会長は暴力的な指導によって自身の上達につながった経験を認めた上で「それでも、絶対にあってはいけない」と語気を強めます。

そして「暴力指導では、トップレベルの選手が出て来ない理由」についても言及。

自ら伸びるために必要なことを、自身の経験を交えて語ってくれました。

サッカーに関わるすべての人が安心安全にサッカーを楽しむことができる環境づくりの担い手、「ウェルフェアオフィサー」制度


「低学年では楽しむことを大事にしていた保護者も、高学年になると勝利を求め厳しくなる」というチームも少なくないのでは?

勝利を求めるようになると、暴言や威圧的な指導につながることも。そして、勝利を目指すために黙認する保護者も......

日本サッカー協会が2015年にスタートした「ウェルフェアオフィサー」制度を知って、子どもたちが笑顔でサッカーを楽しむために何ができるか考えてみませんか。