サッカーにおいて不可欠な「対話力」を育てるために大人が気を付けること
フィジカルやボールを扱う技術の習得に関心が高い親子はたくさんいますが、サッカーはそれだけでは勝てないし、いい選手になれません。
サッカーは双方向のコミュニケーションが必要なスポーツです。
自分はこのプレーがしたい。味方にこういうプレーをしてほしい。チームの戦術や作戦のもと、互いに要求しながらベストなプレーを繰り出して行きます。
子どもがお互いに意思を伝え、「対話」ができるようになる指導をしているチームの取り組みを紹介します。
対立も良しとすることで、相手の痛みや気持ちを知る取り組みなども参考になるはずです。
他者の気持ちを知ることで、プレー中の伝え方も変わる
サッカーでは、チームメイト同士が声をかけ合って連携することが大事です。
普段と違うポジションを経験してみることで、仲間がふだんどんな指示を受け、どう感じているかを知り、ポジティブな声かけの必要性を感じた小学生のエピソードを紹介します。
どんな言葉で伝えたら相手が嫌な気持ちにならずに受け止めてくれるか、を理解することは重要なこと。
身をもって実感することで、思考や行動が変わる好例です。参考にしてみてください
選手権、インターハイ出場監督が実践した、選手がよく伸びる「伝え方」
サッカーはただ足が速いだけではダメなことは皆さん理解していますよね。ボールを扱う技術に加え、仲間との連動が必須です。
そのためには「伝える」というコミュニケーションが大事になります。
「まず、自分はチームの中で大事な存在なんだと選手に理解させるように、僕は神経を使って説明するんです」
選手権、インターハイ出場監督が実践していた視覚、聴覚、選手のメンタルに訴えかける「伝え方」とは