アメリカ・フロリダ州と聞いてなにを思いつきますか？ディズニーワールド？それとも、はじめて聞く名前ですか？ニューヨークやロサンゼルスなど、大都市で日本人の多い都市とは違って、フロリダ州はなじみの薄い州かもしれません。でも、広大の土地、海や湖などの大自然と、そこから培われた大らかな雰囲気の中、子どもたちがのびのびと思いっきり躍動できる、フロリダはそんなところなのです。

 

 

フロリダ州はアメリカ南東の端、少し突き出た半島にあります。日本からの直行便はないことから乗り継ぎを経ての旅行となりますが、そのぶん西海岸の大都市ようように日本人を見かけることもほとんどありません。

 

 

フロリダ州は別名「サンシャイン・ステート」ともよばれ、気候は北部・中部は亜熱帯、南部のマイアミあたりは熱帯気候に属します。どこに行ってもトロピカルな雰囲気が漂い、夏は蒸し暑いのでもちろんTシャツに短パン、冬でもトレーナーがあれば十分という日もめずらしくありません。そのため、一年中屋外でのスポーツを楽しむことができ、南アメリカからの移民であるヒスパニック系住民の影響もあるのか、サッカーは男女ともに人気のあるスポーツのひとつです。

 

なんと言ってもフロリダの魅力は大自然。もともと広大な湿地帯であった土地を開拓して街をつくってきたフロリダは、都市部以外のほとんどがいまだ手つかずの大自然。様々な生命を育み、日本ではまずお目にかかれない動植物の宝庫です。

 

 

カヌーやボートで湿地帯を体験してみましょう。ほんの数分もすると名物のフロリダアリゲーター（ワニ）が気持ち良さそうに日向ぼっこをしています。でも安心してください。フロリダアリゲーターは非常に臆病で、人間が近づくとすぐに逃げてしまいます。また、冬の河口付近にいけば、大きな岩のような陰。マナティーです。暖かい水が大好きなマナティーは、寒くなるとこのフロリダに集まってきます。最近は個体数が少なくなり、厳しく保護されていますが、愛嬌のある顔や動きで、地元民や観光客の目を楽しませています。このマナティーもフロリダの名物です。

 

 

では、海に目を移してみましょう。フロリダの西はメキシコ湾 、東がヨーロッパやアフリカに続く大西洋です。亜熱帯の暖かい海水では、少し沖に出るとイルカが楽しそうに泳いでいます。また、少し前まで松井秀喜選手が在籍していたメジャーリーグベースボール「タンパベイ・レイズ」のチーム名にもなっている「Ray（エイ）」も、釣り場などでたくさん見かけることができます。

 

▲タンパベイ・レイズのスタジアムでは、レイ（エイ）を触ることができる水槽が設置されており、子どもたちの楽しみとなっています。

 

フロリダの温暖な気候は、人々の憧れでもあります。 アメリカでは、北国の寒いエリアの人たちの中には冬になると長い休暇を取ってフロリダなど暖かい地域で過ごす人たちが大勢います。こういった人々は スノーバード（Snowbird）と呼ばれ、コンドミニアムなど別荘を購入し、海辺ののどかな雰囲気を楽しんでいます。そのため、フロリダの海岸沿いには多くの高級住宅やコンドミニアムが密集しています。

 

 

そして世界中の人々を魅了するのが、フロリダに集結したアミューズメントパークです。山手線がすっぽり入る大きさのディズニーワールドをはじめ、ユニバーサルスタジオやシーワールド、東に目をやればスペースシャトル打上げで有名なNASA（アメリカ航空宇宙局）ケネディー宇宙センター、そして大規模アウトレットモールなど見所満載！アミューズメントパークが集結するオーランドエリアは、休みの時期にはアメリカ国内だけではなく、世界中からの観光客で溢れかえります。

 

 

どうですかみなさん、なんだからワクワクしてきませんか！？日本では見たことのないものがたくさん、魅力いっぱいのフロリダでこの夏、思いっきりあばれてみましょう！サカイクでは、フロリダでサッカー・英語・自然体験をつめこんだプログラムを実施します。夏の思い出づくりに、ご家族でぜひご参加ください！ご応募をお待ちしています！

 

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