少年サッカーあるあるお悩み相談室

2016年10月14日

一番の仲良しがチームを辞めてわが子が「ぼくも辞めたい」と言ったら、あなたはどうする?

 

■親子がしっかりと向き合って考えるチャンス

大事なことは、「親として子どもにしっかり向き合って本心を引き出してあげること」だと小島さんは指摘します。
 
「しっかり向き合って話を聞いてあげて、子どもが『サッカーは続けたいけど、〇〇がいないのは不安』と話すのであれば、親として子どもを励ましてあげることが大事です。『できるだけ協力するから頑張ってごらん?』『また仲のいい子ができるから大丈夫だよ』、そんなふうに声をかけてあげてください。子どもがサッカーが好きで、続けたいと思っているのならば『がんばろうね』と励ましてあげて静かに見守る。そのくらいのスタンスでいいのではないでしょうか。子どもが本当にサッカーが好きならば、仲のいい子どもが辞めたことは時間が解決する問題だと思います。どんなに仲がいい友だちでも、いずれはどこかの進路でバラバラになるもの。子どものときに別々の道に進むことがあっても難しい問題ではありません。ただ、親としては子どもに『〇〇君はやめたけど、じゃあ、あなたはどうしたいの?』と問いかけてうまく本心を引き出してあげる、そんなサポートは必要だと思います」
 
仲がいい子が辞めたときに『辞めたい』と悩む状況があるならば、それは、サッカーに真剣に向き合っているのかどうか、一度立ち止まって親子でしっかりと向き合って考えるチャンス――。そんなふうに考えたほうがいいのかもしれません。
 

 
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