蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~

2024年4月10日

出場時間の短い息子、興味があるバレーボールに転向したほうが良いという妻と意見が割れてます問題

■子どもにサッカーをさせているのは将来選手(プロ)にするためなのか


(写真は少年サッカーのイメージ ご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)

 

もし、お母さんがコーチの指導法が気に入らなくて、そこにお父さんも賛同できるなら一度話し合ってみてはいかがでしょうか。ただ、学びを自分から入れないコーチはそうそう変われません。

息子さんは機嫌良くサッカーを楽しんでいる。そうであれば、それでいいではありませんか。サッカーやバレーの選手にするために子育てをするのではありませんよね?

よりよい未来を切り開ける力を授けること。子育ての原点に、ぜひ立ち戻ってください。

 

島沢優子(しまざわ・ゆうこ)
ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『東洋経済オンライン』などでスポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実 そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート 夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』(講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシムの遺産 彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館)『教えないスキル ビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向けの講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。
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