蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~

2024年10月 9日

サッカーに向いてない息子。親が他競技への転向を勧めてもいいのか問題

■寝る時間を早くするには、練習時間を確認してクラブを選んだほうがいい


(写真は少年サッカーのイメージ ご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)

 

また「帰宅時間ばかり遅くなり、練習をしないので疲れず寝るのも遅い」と書かれています。みんなと一緒に練習をしているはずなのに「練習をしないので」という意味がよくわかりませんでした。所属しているクラブでは上手な子にしか練習をさせないのでしょうか。

また、「疲れていないから寝るのも遅い」とありますが、スポーツをしない子でも早寝早起きの習慣がついている子は早く寝られます。

食事やお風呂の時間を早くするには、サッカーの練習が遅くまでやっているクラブは避けたほうがいいかもしれません。

 

島沢優子(しまざわ・ゆうこ)
ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『東洋経済オンライン』などでスポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実 そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート 夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』(講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシムの遺産 彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館)『教えないスキル ビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向けの講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。

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